【秋・冬】寒い季節に道具を少なくキャンプする方法

CAMP OUTDOOR

こんにちは、Fujiya(@fujiya_xyz)です。

最近はキャンプの中でもソロキャンプをする方が多く、中でも”ブッシュクラフト“などミニマリスト的にモノを少なくしたいというニーズが高くなっています。

荷物は最低限。必要なものは自分の知恵を使って現地調達する。

確かにカッコいいですよね。憧れます。

しかし、これってキャンプ初心者の方には結構”無謀“だったりします。

特に秋・冬の季節にやってしまうと、楽しむことなくキャンプが終わってしまうことも多いと思います。

その後、体調崩してキャンプがトラウマになってしまった、なんて話も聞いたことがあります(自分が悪いのに)。

なので、今回は・・・。

キャンプ初心者だけど、荷物をできるだけ少なくして秋(冬)ソロキャンプに挑戦したい

というニーズに向けて書いています。

荷物が少ない秋冬キャンプ

本記事の内容

【経験談】最初のソロキャンプは秋でした

僕の初ソロキャンプを紹介します。

僕は快適性を重視しており、荷物はとても多かったです。

今回のテーマとは正反対ですが、初心者の方には快適性を重視したキャンプがおすすめです。

1番最初にソロキャンプをしたのは7年前の10月でした。

群馬県赤城山の大沼、岸際にテントを張って1泊しました。

赤城山大沼

平地とは違いこの時期の高地は、考えている以上に気温が下がる時があります。赤城山も一番気温が低い時で氷点下になります。

当時『荷物を少なくしたい』という考えは無くて、『快適に過ごしたい』という思いの方が強かったです。

なので、防寒性の高いキャンプ道具などは持っていませんでしたが、石油ストーブを持っていきました。

荷物が多い方が快適に過ごせる

テントはピルツ15(8人就寝できる)を使い、ハーフインナーで居間と土間に分け、シェルター的な使い方をして、ストーブを焚いて過ごすという感じです。

テントの中

初めてで色々と不安だったということもあって、周りから見れば『本当にソロキャンプなのか』っていうくらい道具を持って行きました。

なので気温が下がっても、風が強くなっても”快適”そのものでした。

自分の中では『最高のソロキャンプ』と言えるくらい思い出深く、楽しいキャンプとなりました。

それでも足りないものはあった

たくさん道具を持ってきていても、初心者なので見落としがちなポイントがたくさんありました。

中でも1番に必要性を感じたのはマット・コットです。

マットは、ホームセンターで売っていた少し厚手の銀マットを持って行ったのですが、寝心地も悪く、地面からの冷気もほとんど遮断できず、朝起きて背中が痛かったです。

その後、インフレータブルマットとハイコットを購入して更に快適性が増しました。荷物も増えましたけど・・・。

最低限の道具での寒さ対策とは

寒さ対策は、キャンパーの価値観・状況・季節によって違うので正解はないです。

今回は僕の持論で話をしていきます。なので、以下を参考にして自分なりの対策を考えることが必要です。

最低限持っていきたいもの

テント

意外と知らない方もいるのですが、テントもシュラフなどと同様に各シーズンに対応したものが発売されています。

スリーシーズン使えるテント“と”オールシーズン対応しているテント“では防寒性に違いがあります。

グランドシートがあった方が地面からの冷気を遮断できるのでおススメです。

バーナー

バーナーは、お湯を沸かしたり、暖を取ったりするのにも使えます。

一般的には、ガスバーナーとガソリンバーナーがありますが寒い時期に使いやすいのはガソリンバーナーです。

ガスの場合は、点火しにくかったりします(寒冷地用のガスカートリッジも販売されています)。

個人的には、ガソリンはガスより扱い辛いですが火力が強いのでおすすめします。

あまりに気温が低い時や雪中キャンプの場合は、やむを得ずテント内でバーナーを使うこともあります。引火や酸欠には十分に注意が必要です。

シェラカップ

シェラカップは、お皿やフライパンなど1つあれば様々な用途に使えます。

アルミよりもステンレス製やチタン製の物が保温力も高いのでおススメです。

ナイフ

ナイフは、薪などバトニングをする場合は太めのモーラナイフなどがいいのかと思いますが、僕は薪は持っていくことが多いのでマルチツール派です。

小さい焚火ならマルチツールで十分足ります。色々なツールがついているので便利です。

マット

マットは、ロール式のタイプや空気を入れるエアータイプなど様々なものが販売されています。

僕は、まずロールタイプの銀マットやウレタンマットなどを下に敷き、次にエアータイプのものを重ねるという方法をとっています。

エアータイプは、空気の層で冷気を遮断できるので効果が高いです。寝心地もいいです。

シュラフ(寝袋)

秋冬用のシュラフを使います。

安価のシュラフだと使用限界温度内でも寒い場合が多いので、荷物は増えますが、夏用のシュラフを重ねるのがベストです。自宅から布団を持ってくるよりも荷物は減ると思います。

ある程度信頼性のあるシュラフを選択することも必要かもしれません。

湯たんぽ

僕は、湯たんぽがあったおかげで助かったことが何度もありました。

荷物としては、かさばってしまうので、省いてしまっても問題ないとは思いますが、持っていくことを推奨します。

冷気を感じるのは身体の抹消からなので、足元が暖かいだけで大分違いますよ。

持って行かない場合は、バッグ・リュックなどに足を載せて寝ることで足が冷気を受けるのを軽減できます。

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タンゲ化学工業(Tange-kagaku-kougyou)

防寒衣類

防寒衣類

当たり前かもしれませんが、意外と見落としがちな部分です。

僕はキャンプ初心者の頃、とてもいい加減な服装をしていて体調を崩したことが幾度となくあります 😥 

基本的にはヒートテックなどの防寒に適した衣類を着ることが大事です。

身体の熱は約6割ほど、”首から上”の部分から放出されていくので、ニット帽やネックウォーマーは必須です。

また、あまり防寒しすぎてしまうと、汗をかいて体が冷えてしまうので調整は必要となります。

足が一番汗をかきやすく、冷えやすいので、靴下の替えを多く用意し、履き替えることも需要な防寒対策になります。

※忘れているような物あれば教えてください。

具体的なイメージをしてから実践

どんなキャンプでもしっかりとした計画は必要だと思いますが、「初心者」「寒い時期」のキャンプは、道具の準備だけでなく、具体的な環境・行動のイメージをしっかりとすることが大切です。

  • 目的地の気温
  • どんな場所なのか?
  • 到着したら何から最初にするのか?

今回は以上で終わります。

自分でいろいろと考えて試行錯誤するのもキャンプの醍醐味です。みなさんが楽しく、暖かく秋・冬のキャンプライフを送れることを願っています。