楽しくファミリーキャンプをするための手順を解説【初心者必見!】

CAMP OUTDOOR

今回は、これから『ファミリーキャンプを始めたい!』という人に向けて準備から本番までのポイントを書いています。

この記事の内容

初心者でも簡単!ファミリーキャンプの始め方

こんにちは、Fujiyaです。

僕はキャンプを始めて7年経つキャンパーで、学んだことや経験をアウトプットしているブロガーです。

独身時代はソロキャンプばかりでしたが、家族が出来た今はファミリーキャンプの回数が増えました。

我が家はパパ・ママ・息子が2人(5歳・1歳)の4人家族です。5歳の息子はキャンプがすでに大好き。

キャンプは子どもにとっても”非日常“です。自然の開放感は誰にでも必要なんだと思う。

今回の記事ではファミリーキャンプをする上での知っておきたいことを詰め込みました。是非最後までお読みください。

子どもは何歳から連れて行けるの?

ファミリーキャンプの始め方:子どもは何歳から連れて行けるの?

結論から言うと”決まりは無い“です。

親の責任・判断においてになりますが、我が家は息子2人とも生後6ヵ月からキャンプに連れて行きました。

この時期だと勝手に歩いてどこかに行ってしまうという心配はないのですが、夜泣きがあり他のキャンパーに迷惑なことがあるのでバンガロー泊を選択していました。

キャンプをする時期も、人の少ないシーズン(5月とか)に絞っていました。

テント泊をしたこともありますが、その場合には基本的にはお座敷スタイルにしてます。

コットを持っていって”お昼寝スペースも確保”したりと子ども基準で道具を選ぶようにしています。

5歳くらいの子どもは好奇心が旺盛で、色々なことに興味を持ちます。出来ることは子どもにチャレンジさせて、子どものペースに合わせてあげることが大切です。

1つの作業に時間はかかりますが、意外と出来ることも多いです。成功体験を積み重ねて、自己肯定感アップにつなげようと僕は考えています(笑)

近年キャンプ場では、ファミリーキャンプ関連でオソロシイニュースも聞かれますね。不安になる読者さんも多いと思います。

下のリンクでは子どもの迷子対策についてまとめています。パパ・ママキャンパーは是非チェックしてみてください。

ファミリーキャンプしやすいキャンプ場の選び方

ファミリーキャンプの始め方:ファミリーキャンプしやすいキャンプ場の選び方

年齢の小さい子連れのキャンパーは、施設が充実していてスタッフが常駐しているキャンプ場を選びましょう。また、緊急事態の時に連絡が取れるようにスマホの電波が届くような場所を選ぶと安心ですよ。

ケガや体調を崩した場合には、地理がわからない場所だと余計に不安になります。スタッフがいるキャンプ場であれば病院の場所も聞くことができますし、緊急時の対応ができるように準備もしてあるはず。

混んでいるのがイヤだからといって山奥の野営場などでファミリーキャンプをするのはアウトです。

我が家は、キャンプに慣れるまで自宅からなるべく近い場所を選択していました。もし何かあっても家に戻れますし、地理も完璧にわかる。

また、ファミリーキャンプでは荷物がとても多くなるので、持っていきたいキャンプ道具が車に全て積めないこともあります。

その場合はキャンプ場で調達できるように売店やレンタルサービスがあるキャンプ場を選ぶのもいいかもしれません。

下のリンクは子連れキャンパーに利用して欲しいバンガローキャンプについてまとめています。僕が実際に利用した高評価のバンガローについてもレポートしているので参考にしていただけると幸いです。

ファミリーキャンプで乗りたい車

ファミリーキャンプの始め方:ファミリーキャンプで乗りたい車

キャンプ道具だけでなく、家族の人数分の着替えや食料などファミリーキャンプでは荷物がとても多くなります。

車には、荷物だけでなく”人”も載せることになるので、とにかく大きい車がベストです。また、キャンプ場や周辺の道路は悪路な場合もあります。

悪路というのは、舗装のされていない道路やぬかるみ、雪道などです。

2WDの車だとスタックしやすいです。なるべく4WDの車を利用することをおすすめします。

スタックとは?・・・雪や”ぬかるみ”などに車輪を取られて動けなくなっていること

そんなことを言われても、今さら車変えられないよ・・・』という読者さんもいると思います。実のところ、道路がしっかりと整備されているキャンプ場は多いので心配する必要はありません(笑)。

キャンプ道具の積載

車が小さくて荷物が多く載せられない場合には、持っていく道具が少なくて済む「手ぶらキャンプ」「バンガローキャンプ」を利用すると良いです。

僕は現在ジープのラングラーアンリミテッドに乗っています。

車のサイズは大きいのですが、家族4人でキャンプに行くと荷室はパンパンになってしまい、持っていくのをあきらめたキャンプ道具もありました。ジープをカスタムしてヒッチキャリアやルーフキャリアを取り付けて、積載量のアップをしてます。

また、ラングラーに乗る前は2WDのコンパクトカーに乗っていて、雪中キャンプはもちろん、草原フリーオートサイトも濡れているとタイヤがスリップしてしまうことがあるのでなるべく避けていました。

ファミリーキャンプの計画の立て方

ファミリーキャンプの始め方:計画の立て方

ファミリーキャンプに限らずですがキャンプに行く場合には、事前にしっかりとした準備・計画をすることが大切です。

僕のを例に出すとこんな感じ。以下。

【例】Fujiyaの事前準備

  • キャンプ生活を考えた道具選び
  • 献立を立てて、必要な食材と調理器具を考える
  • キャンプ場までのルート・所要時間
  • 当日の”およそ”のスケジュール

僕の場合は、こんな感じです。

キャンプ道具に関しては持ち物チェックリストも作成します。キャンプによって持っていく道具は違うので、その都度調整してます。

家族がいる分、ソロキャンプよりも忘れ物が無いように気を遣ってます。

キャンプ料理も1食分ずつ献立を考えて食材リストを作っています。スーパーの買い出しではリスト通りに買い物をすれば、何も考えなくて良い。

食材や調味料は頭で覚えていても”絶対に買い忘れる”のでリストは便利です。

また、出発時間・到着時間などスケジュールもしっかりと立てましょう。

なぜか?というと、準備やその他の作業に時間を取られすぎてしまうと、せっかくの家族で一緒に過ごす時間が無くなってしまうからです。

計画を立てて、余裕を持ったキャンプをすることが重要です。

下のリンクは僕が使っている「持ち物チェックリスト」をダウンロードできます。エクセルなのでパソコンで開いていただくといいかもしれません。

ファミリーキャンプの過ごし方

ファミリーキャンプの始め方:過ごし方

キャンプに行くと、自宅で過ごすよりも家族に一体感を感じます。

皆で準備をしたり、食事をしたり、ゲームで遊んだりと一緒に過ごすことが多いからですね。

過ごし方は家族それぞれですが、「今度キャンプで何する?」みたいな感じで事前に話し合っておくのも楽しいですよね。

【例】我が家の過ごし方

  • 読書
  • 水鉄砲
  • 釣り
  • 昼寝
  • 焚き火
  • ニンテンドースイッチ

我が家の過ごし方はこんな感じ。

焚き火は子どもがヤケドをすると危険なので、基本的にしてません。もうすこし子どもが大きくなったら一緒にやりたいですね。

息子は水鉄砲がお気に入りで、炊事場からせっかく汲んできた水を全部使い果たしてしまうこともありました(笑)。

とくに最近はニンテンドースイッチでゲームをやることが多いです。5歳の息子でも遊べるソフトを入れておけば、家族で楽しむことが出来ます。

現在、キャンプで使えるプロジェクターの購入を検討しています。ゲームや映画をスクリーンに投影予定。

下のリンクではキャンプでニンテンドースイッチを快適にするための情報をまとめています。専用のプロジェクターも紹介しているのでチェックしてみてください。

ファミリーキャンプの料理

ファミリーキャンプの始め方:ファミリーキャンプの料理

ソロキャンプとは違って、大体的にバーベキューや手の込んだ料理をすることが多いと思います。

ですが、野外調理なので効率は結構大事、出来ることも限られてきます。

今回は我が家の定番メニューを例に出してみたいと思います。

我が家の定番献立【例】

  • 朝ごはん⇒『ホットサンド』
  • 昼ごはん⇒『パスタ』
  • 夜ごはん⇒『バーベキュー』

これが我が家の定番メニューです。

僕もまだまだ修行中の身なので徐々にレシピを増やしています。前回のファミリーキャンプではダッチオーブンで『シーフードピラフ』を作りました。激ウマ。

ホットサンド

ファミリーキャンプの料理:ホットサンドメーカー

最近ホットサンドメーカーで様々な食材を焼くのが流行っていますが、扱いやすいのでオススメ。

下の動画は『マシュマロチョコトースト』を作った時の動画です。

奥さんも子どもも喜ぶデザートトーストです。ウェットティッシュは必須。

ぶっちゃけ、中に入れるのは何でもOK。オリジナルのホットサンドを作るのは楽しいです。

パンと肉と野菜とソースがあれば簡単にスタンダードなホットサンドが完成します。

パスタ

ファミリーキャンプの料理:納豆パスタ

これもソース次第でいろいろな味が楽しめるのでオススメ。

調理が大変であれば、レトルトソースを買っていけばお湯を沸かすだけで簡単に作れます。

パスタのゆで汁は、捨てずにポトフやスープに出来るので効率よく使っていきましょう。

バーベキュー

ファミリーキャンプの料理:バーベキュー

自宅でやることも多いバーベキューですが、キャンプ場だとまた違った雰囲気で楽しめますよね。

ダッチオーブンやスキレットといった鋳鉄製の調理道具を使って、普段しない料理を楽しむのも楽しい。

ポイントですが、夜にバーベキューを行う場合はなるべくサイトを明るくしましょう。

暗いと食材がどのくらい焼けているのか分かりにくいです。また、夏場は暑さで食材が傷みやすいので、しっかり火を通すことは大切。なので、お昼にバーベキューをやることも我が家は多いですね。

最近は小型の卓上バーベキューコンロも販売されているので、お鍋のようにテーブルに座りながらバーベキューを楽しむのもアリです。

下の動画では小型のバーベキューコンロをレビューしています。参考にしていただけると幸いです。

ファミリーキャンプで注意したいこと

ファミリーキャンプの始め方:ファミリーキャンプで注意したいこと

キャンプブームと言われる最近では、世間がマナーに敏感になっています。

思わぬ行き違いで他のキャンパーとトラブルになってしまったり、子どもが事故に巻き込まれたりすることも考えられます。

マナーやルールは、あらかじめしっかりと理解しておかなければなりません。

また、キャンプ道具の盗難も増えており、道具の管理にも気を配る必要がありますね。

2019年はキャンプ場で子どもが行方不明になったり、大きな自然災害があったりと恐ろしいニュースもありました。

事前に情報を収集をしたり、安全管理の対策をしておく必要がありそうです。

今後を考えると、今以上に安全配慮やセキュリティサービスの高いキャンプ場も出てくると思うので、安全基準でもキャンプ場を選べるようになるかもしれません。

下にキャンプのマナーなど知っておきたいことをまとめた記事のリンクを貼っておきます。トラブルに遭わないためにサラッと一読していただけると良いと思います。

【注意系】キャンプで知っておきたいこと

ファミリーキャンプで準備する道具

ファミリーキャンプの始め方:ファミリーキャンプで準備したい道具

ここではファミリーキャンプで準備したい道具を書いています。

以下で1つずつ実際に我が家で使っている道具を例に紹介しています。ぶっちゃけ、必要な道具をあげるとキリが無いのですが、信頼と実績はある道具たちです。

テント

テント:ピルツ15

我が家で使っているのは「ピルツ15」というテントです。

8人就寝できるサイズで、タープの様に使えますし、土間と寝室でわけてツールームのように使うことも出来ます。

我が家は4人家族なので余裕をもって使っています。

タープ

タープ:スノーピークヘキサタープシールド

タープは「環境(風の強さとか)」や「サイトの広さ」によって種類を使いわけています。

フリーサイトで主に使っているのはスノーピークの「ヘキサタープシールドL」というタープです。

かなり開放感があり、いろんなアレンジ張りが出来ます。張り縄を含めるとかなりのサイズとなるので、どちらかというと区画サイト向きではなくフリーサイト向け。

区画サイトでは『スクリーンタープ』を使用します。運動会などでよく見られるタープです。

僕が使用しているのは「カンタンタープキャンプカスタム」というモノです。

キャンプ使用に特化して作られており、設営もラクです。自宅でもBBQなどで気軽に使えます。ぶっちゃけ現在のトレンドは低いのですが初心者キャンパーには、こちらの方がおすすめです。

クーラーボックス

スチールベルトクーラー

キャンプには2つ持って行っており、「食べ物用」と「飲み物用」で分けています。

コールマンのスチールベルトクーラーとソフトクーラーorハードクーラーって感じです。気分によって変えています。

ソフトクーラーの方が、撤収時にたたむことが出来るので荷物は減らすことが出来ます。

バーナー

コールマンのツーバーナー

コールマンの「ツーバーナー」を使っています。

ガスカートリッジなので管理がとても楽です。

点火装置付きなので着火もスムーズ。

マット

ハイランダーのスエードマット

マットは銀マットを敷いた後にハイランダーのスエードマットを敷いています。

使用しているのは、2人用のサイズなのですが家族4人だと小さいので、別のインフレータブマットも横に並べている感じです。

これだけで底冷えも問題ないですね。

ランタン

ランタン:コールマンのガソリンランタン

我が家はランタンをたくさん持って行っています。

  • ガソリンランタン
  • ガスランタン
  • LEDランタン
  • ソーラーランタン

子どもが喜ぶオモチャのような電気ランタンも合わせると8つくらいは持っていています。

夜は色々なランタンが灯ると楽しいです。

大きく分けると「メイン」と「サブ」の2種類の役割を持つランタンは必要になってきます。

最低でもメインには「ガソリンorガス」、サブは「電気式ランタン2つ」くらい準備した方が良いですね。

焚き火台

焚き火台:家族で焚き火

焚き火台はロゴスやユニフレームを使っています。

子どもが小さいうちは焚き火はしない方が無難です。とくに男の子は注意しても聞かないので(笑)。

しかし、夜になったら焚き火はやりたい・・・・ので、子どもが寝たのを確認したらゆっくりお酒を飲みながらすることもあります。

焚き火が無いとキャンプじゃない・・・(言い過ぎ)。

アウトドアワゴン

アウトドアワゴン

荷物だけでなく、子どもを乗せることも出来ます。

子どもは喜ぶので一種のアクティビティになります。また、小さい子供の遊び場にもなる。

板を乗せればテーブルにもなり、かなり重宝する存在。

ファミリーキャンプの始め方|まとめ

今回は「ファミリーキャンプの始め方」について書きました。

紹介した内容をまとめます。以下。

ファミリーキャンプまとめ

  • 子どもの年齢制限はない(親の責任)
  • お座敷スタイル推奨
  • 最初はバンガロー泊がおすすめ
  • スタッフが常駐しているキャンプ場選ぶ
  • 電波が届く場所
  • 自宅から近いところだと安心
  • 売店やレンタルがあるところがよい
  • 車は大きめの4WDが良い
  • キャンプは計画が大事
  • 家族で過ごし方を考えるのは楽しい
  • 夜のバーベキューはサイトを明るくする
  • マナーやルールは守る
  • 事前の情報収集と安全管理
  • スクリーンタープがおすすめ
  • ランタンはメインとサブ最低2つ以上
  • 小さい子連れは焚き火注意
  • アウトドアワゴンが便利

ファミリーキャンプは家族で思い出が作れる良い機会です。最高の思い出になるように安全に楽しく計画して欲しいと思います。

ソロキャンプと違い、荷物や注意すべきことも多いのですが、違った楽しさがあります。

我が家ももっと子どもが大きくなれば、出来ることも増えて、準備もラクになる(笑)

僕が一番望んでいるのは子どもが大きくなってキャンプを趣味にしてくれたらうれしいなと思っています。

読者さんも良いファミリーキャンプライフを!

今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。