こんな人にキャンプは「つまらない」です

CAMP OUTDOOR

こんにちは、Fujiya(@fujiya_xyz)です。

僕はキャンプが大好きなブロガーなのですが、今回はネガティブな内容です。

ブームということもあり、ドラマやCM、たくさんのメディアで「キャンプ」が取り上げられています。また、新型コロナウィルスの感染リスクも低いということで拍車もかかり、アウトドア・キャンプが話題になることも多いです。

『キャンプって楽しい!』、本当にそうでしょうか?

これはどんな趣味も同じことですが「キャンプ」も人によっては「マジでつまらない」と思います(という人もいます)。

僕は以前からキャンプの魅力やメリットなどをブログやTwitterで発信してきました。僕はキャンプが好き・愛しているのでそれを全面的に発信していたわけなのですが、何回も誘っても行かない人や「何が良いの?」っていう人も近くには多いですね。

キャンプに行ってつまらない思いをした人はたくさんいる【現実】

キャンプでつまらないと思ったこと

結果的には「ぶっちゃけ、そうでもないよね?」という人がたくさんいるわけです。

もちろん興味のない人は最初から興味がないと思うのですが、”行ってみて後悔をした“という人もいるのが現実ですね。

そういったマイナスの経験がある人は二度とキャンプに関わりたくなくて、わざわざその経験を発信もしないのであまり表に出ていません。

そこでキャンプで嫌な目に遭った経験やキャンプがつまらないと思った理由を調べてみました。

キャンプがつまらないと思った理由

実際、僕もキャンプをしている中で嫌な気持ちになったことは何度かあります。

「キャンプを辞めたい」とは思いませんが、「めんどくさいな」「意味がないな」と考えた経験はあります。結構他のキャンパー絡みだったりしますが。

キャンプ場の対応が悪い

旅館やホテルなどに行った時も同様ですが、キャンプ場事態に嫌な思いをすることがあります。

これはどうしようもできないことです。2度と利用しないようにするしかないです。

僕も経験あったりします。『キャンプでの失敗「もう2度と行かないと決めたキャンプ場」【思い出】』で書いているので時間があれば読んでみてください。正直、これが初めてのキャンプだったら2度とキャンプなんかしないと思う。

キャンプ場の最悪な対応【例】

  • 電話・接客での応対が悪い
  • 肝心な説明がない
  • 困っているのに助けてくれない
  • セキュリティ面の配慮がない

最悪なのが、口コミや評判がいいのにも関わらず、対応が悪い場合があります。

キャンプ場で盗難や誘拐事件も起こっています。基本的にはキャンパー任せの部分が多く、自己責任になりがちです。無料のキャンプ場ならまだしも、高いお金を払っているキャンプ場でこれはないですよね。

評判が良いからといって安心はできないです。評判が良いからこそ、傲慢な対応をされることがあり、マジでヤバいです。

それなのに、日本のキャンプ場の相場は高いです。大したサービスもないのに平気でフリーサイト1泊5000円/1人とかします。『だったら、ホテルや旅館に泊まるわ』と言いたくなりますね。

僕がオススメするのは公営のキャンプ場です。手続きが面倒な場合がありますが、基本は無料~数百円とかで最低限の設備もあります。

当記事で紹介しているオススメ公営のキャンプ場

無料の野営場を利用するというのも1つの方法なのですが、水道やトイレなど施設がないことも多いので確認が必要です。初めての人は有料のキャンプ場である程度経験を積んでから行くのが安心です。
≫参考:安くソロキャンプをしたいなら野営をすれば良い【無料で予約不要です】

虫が多い

どなたでも予想がつくと思いますが、特に夏場は虫が多いです。

蚊やアブ、ブヨといった虫に刺されることなんて良くあります。

アブやブヨには一般的な虫刺されのスプレーは効かないです。効力を上げた虫刺されスプレーが売っていますが、人体に悪影響ですし、使用に年齢制限がある場合もあります。

また、虫は夏だけでなく、秋にも多いです。特に最近は気温が高いのでカメムシも大量に発生しています。気づかぬうちに刺激してしまい、臭いです。シュラフ(寝袋)などに臭いがついてしまうこともあります。カメムシの臭い成分は、水で洗っても落ちませんので注意です。
≫参考:カメムシは臭い!生態を知って対策を立てましょう

刺されて痒くなるだけなら良いのですが、マダニなど状況によっては死んでしまいかねない虫に刺されることもあります。もしもの時のための準備や知識もないと危険です。

疲れるし、めんどくさい

世の中にはめんどくさがりの人がいますよね。僕もそうです。

キャンパーはキャンプの計画、道具の準備、サイトの設営、料理、片づけを全て自分たちでやらなければならないです。これ、とてもじゃないけどエネルギーが必要です。

キャンプが好きな僕ですら、めんどくさいと感じてしまうのですから。

「自分でやるのが良いんだよ」って人もいるとは思いますが、「なんでそんなことをわざわざやらなければいけないんだ」という人の方が世の中には多いのかもしれません。

また、その場では楽しめてはいても、帰宅したら長旅以上にドッと疲れが襲ってきます

帰ってきてもカビが生えないようにテントやシュラフを干したり、洗い物をしたりと片付けは続きます。ソロキャンパーなら持ち物が少なくて済みますが、ファミリーキャンプは荷物が多くて疲れも重なります。

さらにキャンプは基本休日に行きます、人によっては身も心も休ませる暇もなく、再び仕事に行くことがほとんどです。キャンプに癒しを感じられなければ「疲れるだけだ」と感じでしまうでしょう。

今は「手ぶらキャンプ」や「グランピング」など準備を省くことができるサービスも多いので、楽できるところは楽をしましょう。
≫参考:【キャンプは手ぶらで】道具を持っていかない”夢”みたいなキャンプ

そもそもアウトドアが好きじゃない

元々僕は自分の家以外では寝ることができない人でした。学生時代夜中まで友達と騒いでいても友達の家に泊まることはせずに、自分の家に必ず帰って寝ていました。

焚火や自然は好きでしたが、テントで寝るなんて論外。当時の僕は、キャンプをするなんて考えたこともなかったです。

それでもキャンプをやってみて魅力に感動してハマっていったのですが、「焚火や自然も好きじゃない」「家に引きこもってゲームをしているのが好き」ならたぶんキャンプは向いていないかも。

経験してみないと何とも言えませんが、機会があれば1度やってみることもおすすめします。
≫参考:キャンプしたい人は始め方を学ぼう!【初心者必見】

寒い、暑い

自然の中での生活は、季節、標高、天気にかなりの影響を受けます。

真夏の日光を遮るものが何もないテントサイトは地獄の暑さになりますし、標高の高い場所にあるキャンプ場は夜寒いこともあります。

知識や経験が無いと「暑くて体調を崩した」「寒くて眠れなかった」というようにせっかくのキャンプが台無しになることもあります。

初心者の場合には、しっかりとした計画・準備が必要になってきます。これを怠ってしまうと「もう絶対にいかない」という感じになってしまう人も多いです。

僕にも経験があり、キャンプに少し慣れてきた頃に初心者の友人を誘って11月にキャンプに行ったのですが、僕が未熟で友人のことまで考えて準備をしなかったためとても寒い思いをさせてしまったことがあります。

友人に直接言われたわけでは無いのですが、その後にその友人とキャンプに行くことはなかったですね。おそらく「キャンプ⇒寒い⇒嫌な思い出」になってしまったんだと思います。

今思うと本当に申し訳ないのですが、ナカナカ難しいです。

悪口が多くなる、人が気になる

キャンプに限ったことではないのですが、他人に口を出したくなる人がいます。

その人がルール・マナーに違反していて注意をするというのなら仕方のないかもですが、道具やテントの張り方など他人のことなのにいちいち文句を言ったりするんですね。

こういった他人の悪口を聞いているのが嫌だという意見もありました。多くはキャンプがしたいという夫に連れられて奥さんからですね。

また、初心者に多いですが逆に自分のキャンプ(テントの張り方とか)に自信が持てずに、人目ばかりが気になることもあります。僕も最初そうでした。

いつの間にか気にならなくなりましたが、他人の評価とかに神経質になる人は避けたほうが良いかも

何をしていいのかわからない

「キャンプに行って何しているの?」と聞かれることって結構多いです。

キャンプが好きな人はそんな疑問を持たずに自由に過ごすことが出来るでしょう。しかし、趣味が無いので”とりあえずキャンプをやってみる”という人の中にはこういった疑問を持つことが多い傾向にあるのかもしれません。

「自由にしていいよ」って言われると逆に何していいのかわからなくなるやつです。

本来は「何をしようかな(ワクワク感)」なのですが、「何をすればいいんだ?(不安感)」という気持ちになってしまう場合には、認識を変えた方が良いですね。

実際にはそんなに深く考える必要もなく、自宅で過ごしている様な感じで問題ないです。

ちなみに僕はボーッとしたり、読書をしたりして過ごしています。自宅にいるのと大して変わらないですね。
≫参考:『キャンプで読書』2019年に読んだ本を紹介【余暇】

中にはゲームをするという人も多く、モニターやプロジェクターを持って行き大画面で楽しむという人もいます。『ニンテンドースイッチをキャンプで快適プレイ』で触れているので気になる人は見てみてください。

日に焼けて痒い

アウトドアな活動は、基本的にメチャクチャ日に焼けます。日焼け対策をしっかりとしていないと、肌へのダメージは大きいです。

女性の方だと日常的に日焼け対策をしているかもしれませんが、男性はしていない人も多いです。僕もキャンプを始めるまでは考えていませんでした。

キャンプ場は高地にあることも多いのですが、標高の高い場所は平地よりも紫外線が強いです。気がつくと日焼けして肌が痒くなっていることが良くあります。

日焼け止めを塗れば問題ないですが、海水浴に行くよりも準備や計画にエネルギーを使うキャンプにわざわざ大変な思いをしなくてもいいんじゃないかと思います。特に女性は嫌がる人は多いですね。

『紫外線』は、皮膚や目の老化の要因になるということで悪いイメージでしたが、最近では紫外線によって体内でビタミンDが生成され、免疫力向上や骨を丈夫にする効果があり、子どもを健康に育てることに役立つことが分かっています。
≫参考:子どもの視力低下をキャンプで改善!?子どもは外で遊ばせよう!

段取りが出来ない

段取りができない、スケジュール管理ができない人っていますよね。

キャンプは計画がメチャメチャ重要です。日程、道具、料理のメニュー・材料、時間配分など計画性が必要です。

楽しむためには計画をしっかりと立てる必要があります。トラブルが起きると険悪なムードになりますし、つまらないものになってしまします。忘れ物やいざという時の対応もしっかりと考えておきます。ここには結構エネルギーを使うんですよね。

逆に言うと段取りが苦手な人には良いトレーニングになります。僕がそうでした。

最初は忘れ物をしたり、時間通りに準備・撤収が出来なかったりしますが、トライ&エラーを繰り返しながらスキルアップしていきます。

具体的には忘れ物チェックリストを使ったり、持って行く道具を最適化したりします。『楽しくファミリーキャンプをするための手順を解説【初心者必見!】』でも説明しているので参考にしていただけると幸いです。

キャンプ道具で部屋がいっぱいになる

ランタンやテーブル、チェアなどは自宅でも使えるとして最近注目されています。

といっても、実際には使わない道具の方が多いです。

広い物置でもあれば話は別ですが、そうでないと邪魔になることもしばしば。

これは長くキャンプをやっているとどんどんエスカレートしてしまいます。

ソロキャンプや始めたてのころはコンテナ1つとテント、チェア、テーブルくらいでそんなに多くないのですが、長くなってくるとテントも複数、ランタンやバーナー類も複数となり、部屋中が足の踏み場もない状況となっていくかも。

最初から部屋の大きさを考えてキャンプ道具を買えば問題ないのですが、いちいちそんなことを考えてキャンプを、僕はしてません。

他人に気を遣うことがある

最近はやたらとマナーやルールにうるさいです。

コロナウィルスの自粛期間に自粛警察という人がいましたが、そんな感じです。様々なことに神経質になる人もいます。

Twitterでも結構見かけることがあるのですが、個人的には見てるだけでめんどくさいです。気にしなければ良いのですが、以前よりも楽しめなくなっている自分がいます。

同じ人間ですが、価値観や基準は人それぞれなのでどうしても分かり合えないこともありますよね。なので、人が多いキャンプ場では結構気を遣っています。

それが嫌になったので、僕の場合はプライベート野営地を利用したり、人がいない場所に行きます。ある程度の経験があるから出来ることであって、今からキャンプをやる人には結構メンドイです。知っておくべきことが結構あるので。
≫参考:キャンプのマナーが悪いとは言わせないようにしましょう【初心者向け】

お金がかかる

これも、どの趣味でも言えることかもしれません。

キャンプ道具を揃えるには平均で6万円くらいかかっていきます。
≫参考:【統計データ】2018年の特徴は”ソロキャンパーの増加”

実際長くキャンプをしないのであれば、自分の道具など購入せずに、レンタルや手ぶらキャンプをするということも選択肢の一つです。その方がトータルでコスパが良いです。</p>

自分の道具を自分の好きなように使っていくというのもキャンプの醍醐味だと僕は思うので残念なのですが、時代はレンタルサービスになっていきます。

また、道具だけでなくキャンプ場代も結構高いです。家族で毎週のようにキャンプに行っている人もいますが、かなりの高給取りだと思います。

人数にもよりますが家族キャンプはキャンプ場代、食費など併せて1万5000円~は掛かります。普通の家庭だと毎週キャンプに行くのは難しいでしょう、毎月も厳しい。

なので、趣味・投資と割り切れる人でないとキャンプを趣味にするのは、ヤメたほうが良いです。

キャンプ、イヤなら辞めよう

今回はキャンプについて、かなりネガティブな内容になりました。

ここまで書いておいて申し訳ないのですが『ぶっちゃけ、やってみないとわからない』というのも事実です。

僕は二十歳を過ぎるまで、他人の家でも眠れなかった自分がキャンプを趣味にするなんて考えもしなかったからです。

ですが、今回書いた内容の中にたくさん共感することがあれば、誘われたからといって無理にキャンプに行くことはないと思います。

楽しい趣味は他にもたくさんあります。今の時代ゲームの中でアウトドア体験も出来ます。
≫参考:【VR】”PS4″仮想現実で釣り「Catch&Release(キャッチアンドリリース)」

最終的には自分の判断ですが、キャンプでは『良い事ばかりではない』ということも理解していただけたら幸いです。

今回の記事は以上で終了になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。