『火消し壺』を使ってキャンプ・バーベキューを効率化する【初心者向け】

CAMP OUTDOOR

この記事ではキャンパー向けに「火消し壺」の紹介をしています。

本記事の内容

【火消し壺】知っておきたいキャンプ・バーベキューの知恵

こんにちは、キャンプブロガーのFujiya(@fujiya_xyz)です。

僕は2019年でキャンプ歴7年目に突入したキャンパーです。経験を活かしてキャンプ場や道具、アウトドアの知識などをブログでアウトプットしています。

あまり注目されていないのですが、実は「火消しツボ」は超重要アイテムだということを知っていますか?

今回の記事では、焚き火やバーベキューの時に活躍する「火消しツボ」について「必要な理由」や「おすすめ火消しツボ」などを紹介していきたいと思います。

「火消しツボ?何ソレ?」という方にはもちろんですが、炎が大好きなアウトドアマンの方にも今一度再認識をしてもらいたいと書いた記事です。是非、最後までお付き合いください。

火消しツボってどんな時に使うのですか?

火消し壺

結論から言うと、焚き火やバーベキューをした時に”片付け”で使用します。

アウトドアの時間は限られています。撤収と同時に勝手に火が消えてくれることは無いです。それに燃えている炭はナカナカ消えてくれません。

キャンプ場などに指定された炭捨て場がある場合は問題ないですが、持って帰らなければいけないこともありますよね。

その場合には水をかけて消火し、ゴミ袋に入れると思います。その際にはしっかりと火が消えているのかを確認してますか?

炭は水をかけてもすぐ消えないので、実は火が付いたままゴミ袋に入れてしまい火事・・・なんてことありえます。

火消しツボを使用することで、ツボの中に入った炭は酸素と結びつかずに消火されていきます。安全に炭を消火して、保管まですることができるわけです。

保管した炭は「消し炭」として次回に再利用できます

資源を無駄に使うのは良くないです。出来れば再利用したい。

1度火消しツボを使うと自動的にリサイクルループが生まれて、火起こしも効率的に出来ます。

どういうことか?というと、以下です。

火消し壺のサイクル

  1. 焚き火・バーベキューする(消し炭を使って火起こし)
  2. 残った炭を火消しツボに入れる
  3. 消し炭が出来る

1度消し炭が出来れば1~3をループしていきます。

最近では常識的になってきたので知っている人がほとんど・・・だとは思いますが、「チャコスタ」と「消し炭」を合わせれば超効率的な火起こしが可能となります。

絶対併せて使った方が良いです。おすすめ。

火消しツボの魅力

火消しツボの魅力

  • 灰の処理に困らない
  • 時間を短縮
  • 炭をリサイクルできる

「火消しツボ」の魅力を以下でそれぞれ解説していきます。

灰の処理に困らない

僕の経験から話をしていきます。少々、お付き合いください。

火消しツボを購入したのはキャンパーになる前でした。

キャンパーになるには、一人でBBQが出来ないといけない」と考えていた僕は(実際そんなことない)、初心者の当時毎週のように近所のバーベキュー場でBBQをしていた時期がありました。

あるバーベキュー場で片付け中に、この場所には炭捨て場が無いことに気づきました。

いつも何も考えずに炭捨て場に捨てていたので、初心者の僕にとっては炭の処理は大問題でした。

『とりあえず水かけて火が消えたっぽいけど、このままゴミ袋に入れて大丈夫なの?なんかまだ熱い気がする・・・。』

考えに考えた挙句、近くのホームセンターで消し炭ツボを買ってくるということにしました。

値段も高い物じゃないし、使ってみたらすごく便利。

それ以来、炭の処理に困ることは無くなりました。今でも同じ火消しツボを使っています。

「正しい火の後始末」はマナーにも繋がってくるので、実はすごく重要なこと。間違ったことをしているとSNSで批判を浴びたりする時代なので、心配な方は『【初心者向け】キャンプのマナーが悪いとは言わせないようにしましょう【NG行為】』にまとめているので読んでみてください。

片付けの時間を短縮できる

上記でも触れましたが、燃えている炭は水をかけてもすぐには消えません。そのくらい熱量があるので燃え尽きるのを待っていたら日が暮れてしまいます。

火消しツボは酸素を制限して、自然消火を早めることができます。それでも時間が必要なので、片付けの1番最初に炭の処理を行っておき、全ての作業が終えるくらいの頃には火が消えているという感じで調整できるとベストかなと思います。

当たり前ですが、消火中は火消しツボ自体がメチャクチャ熱くなるので、間違って触らないように注意が必要です。ちなみに僕はヤケドしたことがあります。

炭をリサイクル、次回の火起こしも楽に。

火起こしに便利な「消し炭」を作ることができます。

1度燃えた炭は、火が付きやすいです。炭を無駄にせずに火起こしも効率的に出来ます。

着火剤を使用しなくていいので、色々がお得。チリツモですが、こういうことが大事。

【厳選】おすすめしたい火消しツボ2選

「火消しツボ」は、各アウトドアメーカーから発売しているのですが、その中でも個人的に「これイイね!」というものを紹介していきます。

実際のところ、使用用途やその方の状況によっておすすめしたいモノは変わるので参考程度で。

今回紹介する「火消しツボ」

  • キャプテンスタッグ『アルスター火消しつぼセット』
  • “ロゴス”『ポータブル火消し壺』

“キャプテンスタッグ”『アルスター火消しつぼセット』

これ僕が持っている火消しツボより少し大きいサイズのもので、火起こし器とセットになっているアイテム。

チャコスタも持っていない、火起こし器も持っていないという”これから”の人には、ぶっちゃけ1番オススメしたいです。

火起こし器は中に収納できるのでかさばりません。

なぜ僕が持っている物より一回り大きいサイズをオススメめするのかは、焚き火をした後の大きいサイズの炭が残るからです(切ったり、折ったりすれば入るけど)。大は小を兼ねるといいますが、その通り。

“ロゴス”『ポータブル火消し壺』

現在のところ”デザイン性が高い”と思う火消しツボって無いように思います。

その中では、個人的にロゴスのポータブル火消し壺はカッコいいです。

各メーカーからたくさん種類は出ているのですが、機能的に大幅に違うってことはないのでデザイン性で選ぶのもアリ。

【火消し壺】知っておきたいキャンプ・バーベキューの知恵|まとめ

今回は「火消し壺」について書きました。

一見地味なのですが『超便利アイテム』をいうことを理解いただけたと思います。

紹介内容をまとめます。以下。

  • 使い終わった炭を安全に処理・保管
  • 火起こしも効率的に出来る
  • 灰の処理に困らない
  • 時間を短縮
  • 炭をリサイクルできる
  • 大きめのサイズが良い
  • デザイン性で選ぶのもあり

キャンプ道具の中では価格も安価で手に入れやすく、壊れることも少ないと思うので1つ持っておくと重宝すると思います。

良いアウトドアライフを!

今回紹介したアイテムのリンク

今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。