カメムシが大量発生!対策を知って備えよう

LIFE

こんにちは、Fujiya(@fujiya_xyz)です。

僕の自宅が山にあるということもあって、暖かくなるとカメムシが大量発生します。『山に住んでいるのだから当たり前だろ』と言われれば何も言えないのですが、カメムシの発生は結構悩みのタネだったりします。

しかし、最近は異常気象なのか、全国レベルでカメムシが発生しているみたいですね。

僕は色々と対策をした結果、最初よりは確実に数を減らすことが出来ました。

この記事は、カメムシを対策する上で知ってほしい情報や対策をまとめました。知っていて損はない情報だと思うので、お困りの方は是非最後までお読みください。

まずはカメムシの生態を知る

カメムシは、なぜ臭い?

なぜカメムシは悪臭を放つのでしょうか、、、それは身を守るためです。

身の危険を感じるとクサイ分泌液を出します。

常に臭いを発しているワケではなく、身の危険を感じるとクサイというわけです。

元々集団で過ごすことが好きな虫なのですが、自分たちのの出した臭いで気絶したり、死んでしまうこともあるのだとか。

死んでしまっては本末転倒な気がしますけどね・・・(笑)

大量に発生する時期がある

カメムシが多くみられる季節は、越冬のために暖かい場所を求めて家屋に入ってくるので『秋』と言われています。

ですが、僕の経験的には『春』『秋』の2つの季節です。

春は越冬したカメムシが活発に活動をし始めます。自宅の隙間というスキマで越冬をしているので、換気のために窓を開けた際などにいつの間にか進入を許してしまっているのです。

春は昼間暖かいですが、夕方は寒くなってくるので昼間は外で飛んでいても、気温が下がってくると家の中に入ってくるということもあります。

ちなみに産卵は梅雨の6月頃で7月くらいから少しづつ数が増えていき、秋に大量に発生というのが一般的な知識です。

白い洗濯物が大好き

読者さんは洗濯物にカメムシがくっついていた経験はありますでしょうか?

蚊は黒い服を着ていると寄ってきやすいという性質がありますが、カメムシは白い色を好む傾向があります。また、暖かいところが大好きなので、晴れた日の真っ白いタオルやTシャツはカメムシにとって絶好の居場所となってしまうのです。

我が家も経験があります、、、なので、外には基本干していないです。

カメムシの対策を紹介

先日下のようなツイートをしました。ここではツイートでは書ききれなかったポイントをお伝えしたいと思います。

〇カメムシの匂いを取る方法
・油で擦って石鹸で流す(シミ注意)
・洗剤で洗う(界面活性剤入り)
・日向に干す
カメムシの匂いの成分は親油性があり、油に溶けます。また、揮発性も高いので熱を加えると消えます。水で洗ってもナカナカ落ちないので注意ですね。

カメムシの臭いの成分ですが、専門用語でいうと『トランス-2-ヘキセナール』といいます。

これは植物の葉っぱの主成分となるモノで、青クサい臭いがします。

このトランス-2-ヘキセナールは”油に溶けやすい”という性質があり、オリーブオイルなどで擦った後にハンドソープで洗うことで落とすことが出来ます。また、「界面活性剤」入りの食器用洗剤を使うのも効果的です。

衣類やカバンなどについてしまったら、界面活性剤入りの洗剤で洗いましょう。

界面活性剤とは?:本来交じり合わない「油と水」などをを混ぜやすくするモノ

洗えないものはどうするのか?

中には、洗えないモノもあると思います。そういった場合には日干しやドライヤーを使用します。

『トランス-2-ヘキセナール』という成分は揮発性が高いので、熱を加えると気体になってしまいます。

臭いに困っている方は是非お試しあれ。

カメムシの進入をとにかく防ぐ

カメムシはどこからともなくやってきます、いつの間にか進入し、電気のところに飛んできます・・・。恐怖です。

自宅でのカメムシが入り込みやすい主な場所は以下の2つです。

  • 窓のさっし
  • 洗濯物

実際には隙間があればどこにでも入っていくので、気にしていたらキリがないほどです。しかしながら、この2つは確実に対策をしたいところですね。

主な対策としては「窓を開けない」「隙間を埋める」「洗濯物をチェックしてから取り込む」です。

下のリンクのような隙間を埋めることができるアイテムを使うことで進入をブロックできます。カメムシだけでなく”すきま風”や”ホコリ”もブロックで来るのでおすすめ。

また、キャンパーでも虫よけとして使っている人が多い『ハッカ油』も効果的です。

実はカメムシもハッカの臭いが苦手なので、水で薄めたハッカ油を窓や網戸に吹きかければOKです。

カメムシの駆除と捕獲方法

丸めた新聞紙や”ハエはたき”でバシン!!は一番やってはいけないことです。

なぜかというと刺激になり、クサイ臭いを出すからです。ここではニオイをさせずに捕獲する方法を紹介します。

臭くならないカメムシの捕獲方法は以下の3つです。

  • 手で捕獲
  • ガムテープで貼り付ける
  • ペットボトルで捕獲

手で捕獲する方法【非推奨】

まず『手で捕獲』ですが、これは一番リスクがあります。

捕まえるのではなく、ウマく手に載せて外へ出すという方法です。後ろからつまんでしまうと身の危険を感じて臭いを発します。

ガムテープでくっつける

次に『ガムテープで貼り付ける方法』です。これは15センチくらいガムテープを伸ばしてカメムシを貼り付けます。

くっついたら、そのままガムテープを折りたたんでゴミ箱に捨てます。

使用するガムテープの粘着が強くないと上手くカメムシが貼りつかないことがあるので、布製のガムテープなどを使用するのが良いです。

おすすめペットボトルで捕獲【動画あり】

最後に『ペットボトルを使い方法』です。これが一番おすすめ。

カメムシにペットボトルの口をハメてグリグリ・グラグラします。すると、ポロっとカメムシがペットボトルの中に入りますのですぐにフタをします。この方法はTwitterで動画ツイートしたのでチェックしてみてください。

究極は、やはり殺虫スプレー

駆除に一番有効なのは、圧倒的に殺虫スプレーです。

『スプレーした刺激で臭いのではないか?』と思われる読者さんもいるかもしれませんが、僕が使用した中ではその前に”コロリ”と逝ってしまいます。

デメリットなのは「大量すぎると経済的にバカにならない点」や「人体にも良いとは言えないので室内で使用したくない点」ですね。

臭いカメムシを知り、対策を考える|まとめ

今回はカメムシについて臭い対策や駆除方法などを書いていきました。

紹介した内容をまとめます。以下。

カメムシ対策のポイント

  • 身を守るために臭い
  • 『春』『秋』に大量発生
  • 産卵は梅雨の6月頃で7月くらい
  • 白い色を好み、暖かいところが大好き
  • 臭いの成分は『トランス-2-ヘキセナール』
  • 臭いには油で擦って石鹸で流す(シミ注意)
  • 臭いには洗剤で洗う(界面活性剤入り)
  • 臭いは熱を加えると消える
  • 家に入れない工夫「窓を開けない」「隙間を埋める」「洗濯物をチェックして取り込む」
  • 捕獲の方法『手で捕獲』『ガムテープで貼り付ける』『ペットボトルで捕獲』
  • 駆除に一番有効なのは、殺虫スプレー

カメムシも生き物なので、なるべく自然に返すようにしたいのですがあまりに多いと・・・戦いになってしまいます(笑)。

難しいとは思いますが、お互いに上手く付き合っていけるような感じに出来ると良いですね。

記事は以上で終了になります
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。