家族で楽しめて格安!『創造の森キャンプ場』

CAMP OUTDOOR

この記事では、キャンパー向けに群馬県北群馬郡榛東村にある「創造の森キャンプ場」の紹介をしています。

本記事の紹介内容

【群馬県】創造の森キャンプ場(榛東村)

こんにちは、Fujiya(@fujiya_xyz)です(‘ω’)ノ

先日アウトドアが好きな知人から“格安で子連れキャンパーに人気のキャンプ場がある”と話を聞きまして、群馬県北群馬郡新榛東村の『創造の森キャンプ場』に2泊3日で家族キャンプに行ってきました。

今回の記事では、キャンプ場の紹介と合わせてキャンプレポートも書いています。レポートも読んでいただくと実際にキャンプをする際にイメージもしやすいと思います。利用されるキャンパーの参考になれば嬉しいです。

予約・手続き

榛東村創造の森キャンプ場の利用案内

このキャンプ場は、”村営”となっているので、榛東村役場に申請書を提出し承認してもらうこととなります。僕は、2ヶ月ほど前に電話で手続きをしました。

おおまかな流れとしては・・・・。

  1. 電話で仮予約
  2. 申請書をダウンロード・記入
  3. 申請書・身分証明書を提出
  4. 本予約(役場から承認書を受け取る)
  5. 事前に料金の支払い(振込みor窓口)
  6. 利用

僕の場合、直接役場に行くことができなかったので、仮予約をした後に申請書をネットからダウンロードし記入、身元確認書類(免許証のコピー)をメールで送付しました。
≫参考:『創造の森利用申請書』のダウンロードページ

後日、役場より『承認書』が送られてきます。

メールで送信した場合はメールで送られてきます。また、FAXや郵送で申請書を送付した場合は郵送で送られてくる形になります。

“手続きをしたくない”という方は、平日利用に限り、キャンプ場が混んでいなければ当日申請も出来るみたいです。

普通のキャンプ場と違って、電話やネットで「すぐ予約」というワケにはいかないのがデメリットですね。

利用料金・支払い方法

村民は200円じゃない人は400円です

1日の料金なので1泊2日だと2日分の料金がかかります。

洋式トイレ、炊事場も付いていて、管理人も毎日います(~17:00まで)、一般的なキャンプ場と比べて格安ですね。

支払い方法は、”窓口or振込み”での支払いになります。

僕の場合は、大人2人3歳児1人で2泊3日だと、3日分の一人あたりの料金は1,200円、大人2人で2,400円支払いました(未就学児は無料)。

支払いは、利用する1日目が平日だったので、当日に窓口にて支払いをしました(振込手数料削減)。

榛東村役場2Fの「産業振興課」が窓口です。

確認作業とかあるみたいで5分~10分くらい待たされました。

支払いは1Fの「会計課となっています。

キャンプ場までの道のり

榛東村役場から創造の森キャンプ場までは、車で10分くらいの距離(事前にグーグルマップで調べた)。

役場での手続きを終えて、ナビを設定しようとしたら・・・。

え?無い?

僕のナビが悪いのか、キャンプ場が出てこずに設定できないという事態(ナビは購入して1年経ってない)。

仕方が無いので、グーグルマップを頼りにキャンプ場へ向かいました、途中看板がないので、わかりづらいです。

無事キャンプ場へ到着して、管理人さんに簡単な受付を済ませれば手続き終了です。

設備(炊事場・トイレ・フリーサイト)

創造の森キャンプ場を上から見た図

フリーサイトになっており、管理人さんに確認しましたが、『どこでも好きなところに張って良い』とのこと。

残念ながら車はサイトには入れずでした 😥 

夜景が綺麗なので、前橋市を一望できる見晴らしの良い場所が人気らしいのですが、僕はアマノジャクなので思いっきり、反対の山側に設営しました(笑)

夜景を見に来たわけではないし、人が多くなると面倒だから・・・。

炊事場

創造の森キャンプ場の炊事場

炊事場もきれいに管理されています。電気も点くので、夜も問題ありません。

炊事場の横に”炭捨て場”もありました。

トイレ

創造の森のトイレ

トイレは、最近様式になったのみたいです。

こちらも毎朝管理人さんが掃除して、トイレットペーパー補充もしてくれているようなので綺麗でした。ちなみに管理人さんは、シルバー人材センターの人だと言ってました(^.^)

また、トイレには『クマ出没注意』という張り紙がありました。管理人さんに聞いたら、クマがこのキャンプ場に出没したことは無いと言ってましたが、近年は人里でも目撃例があるので、キャンプをする以上注意は必要です。
≫参考:”キャンプ”でクマに遭遇した時の対策を考える

フリーサイト

創造の森のフリーサイト

サイトは上画像のような草原サイトです。時おり心地よい風が吹きますが、昼間は思ったより気温が高く、そのため小虫が多かったです(とくにハエ)。

虫よけスプレーと日焼け止めは”必需品”だと思います。時期は5月ですが水分を多く摂るなど熱中症の対策が必要なくらい暑かったです。
⇒参考:夏のアウトドアは危険!?『夏血栓』

僕は、虫よけ道具を忘れてしまい蚊に刺されました。真夏ではなかったので、被害はそれほどでもなかったですがメチャクチャ痒い。

ちなみにこのキャンプ場には、売店や自動販売機はありません。車で10分くらいのところにコンビニがあります。

薪は、管理棟で管理人さんが用意してくれているので好きなだけ使えますが・・・。無駄に焚火をするのはどうかと思うので利用は必要最低限にしたいですね(゚Д゚;)
≫参考:【焚き火初心者】必見!焚火徹底解説

キャンプレポート(2018/5月)

創造の森キャンプ場のレポート

キャンプサイトは車の乗り入れは禁止。

事前情報では「空いているときはオートキャンプも出来る」なんて話も聞いていたのですが、ダメなようです(*_*;

さっそくサイトの設営を開始します。キャンプ場でレンタルできるリヤカーでキャンプギア運びです。リヤカーには限りがあり(3台)、利用人数が多いとキャリーワゴンの争奪戦になるので自前のキャリーワゴンがあった方が効率が良いです。
参考:≫Coleman(コールマン)のアウトドアワゴンの考察

ちなみに奥さんと3歳の息子は、近くの観光スポット『伊香保グリーン牧場』で観光中、設営後に迎えに行く予定。

設営場所は、炊事場とトイレが近すぎず遠すぎずの距離で、山側という場所を選んだのですが、車との距離が直線約100メートルくらいとなってしまい、荷物を運ぶのが重労働になってしまいました( ;∀;)

今回は2泊3日のファミリーキャンプということで道具も多かったので、”10往復”はしたと思います。

しかし、この苦労を楽しめるかどうかが、一般人とアウトドアマンの差・・・・とか、気合を入れていたのですがアレルギーの植物があったみたいで、鼻水・目のかゆみ・くしゃみが止まらなくなり、悲惨なことになりました(イネ科の植物)。

アレルギー薬を服用したのですが一度発症してしまうと全然効かないんですよね。

余計な体力と時間を消耗し、家族を迎えに行くのが予定していたよりも、遅くなってしまうことになりました(*_*;

家族と合流

スノーピークヘキサタープ

我が家は、子どもが小さいという事もありフリーサイトでキャンプした経験が少なく、いつも林間サイトや区画サイト、ログハウスでキャンプすることが多いです。
≫参考:バンガローでキャンプするのも全然アリ。魅力ありすぎる件

創造の森のようなフリーサイトは、どこでも好きな位置にテント張れるし、ペグも好きなところに打ち放題で最高ですね!

今回使用したタープは、スノーピークの”シールドヘキサタープL”。好天時は開放感MAXな一枚布のタープが適しています。

1日目は”平日”ということもあって僕ら以外にキャンパーは2組しかいませんでした。

気温は、日中最高30℃くらいあったのですが15時ころから冷たい風が吹き始め、18時くらいには20℃を下回り若干寒いくらいになりした。

気温は事前に下調べをいたので、今回は”石油ストーブ”を持ってきました。アルパカストーブです。

アルパカストーブ

今回のキャンプでは、ホントのことを言うと焚き火や薪ストーブで暖を取りたかったのですが、3歳の息子が、かなり”やんちゃ”になってきて、注意しても全然言うことを聞かないので、万一のことも考え、危険の少ない石油ストーブにしました( ;∀;)

石油ストーブは、燃料さえあれば手間もかからず一定に暖かいのがいいですね。キャンプに特化したストーブも販売されているので1つ持っているとかなり役に立つと思います。家でも使えるし。
≫参考記事:【キャンプに向いているストーブは?】2つのアラジンストーブを比較してみる

煮炊きも出来るので非常に重宝。ダッチオーブン乗せても問題なし。

一日目の夕食は、しゃぶしゃぶ。今回は、予算の都合で豚ロースのみ、良くあるスーパーのジャンボパック買って来ました。

具材は、きのこ・白菜・もやしなどシンプル(写真撮り忘れました!!)。

キャンプの時は、袋をあけるだけですぐに調理可能なカット野菜が便利ですね。大自然の中で調理するのも楽しいですが、大幅な時間の節約になります!

ポン酢、ゴマドレッシング、えごまドレッシング、バジルドレッシング等さまざまな味をチャレンジ。飽きずに食べれるので、ついつい食べ過ぎてしまう(笑)。

食後は嫁子が寒いというので、アルパカストーブと一緒にテント内に移動。

僕が使用しているテントは、小川キャンパルのピルツ15Ⅱ。現行モデルの前のやつです。

ピルツ15

アウトドア初期から使っているテントで居住性も高くて、対風性も高いです。

ベンチレーションを開放すれば、室内で暖房利用も可能(使用は自己責任で)。気になる人は下のリンクで詳しく紹介しているのでチェックしてみてください。

小川ピルツ15Ⅱの紹介

季節的には初夏なので、テント内でストーブ炊くと入り口を全開にしても23℃以上くらいにすぐに上昇しました。ちょっと暑いくらい。

夜はめちゃめちゃ静かで、ウワサ通り夜景も綺麗でした( *´艸`)

1日目は早めに就寝。

休日はかなり混雑する(2日目)

夜中の最低気温は13℃ほどでした。予想していたよりも冷えなかったです。

2日目は休日ということもあって、早い時間からテントの設営をしている方が何人かいまして、お昼過ぎには20組くらいになってました(゜_゜)

話に聞いていたとおり夜景目的のキャンパーが多いのか見晴らしのいいスペースにテントが密集してました(‘Д’)

昨日とは打って変わって、にぎやかな夜になるかなという感じでした( ;∀;)

僕の見た限りがほとんどが子ども連れの方でした。ストライダーのコースもあるので、子ども連れが多いのだと思います。

中には”首すわってんの?”ていうくらいの赤ちゃんを連れてきている方もいました。

家族で来ている子どもが、ふざけて走り回り、うちのタープのロープに引っかかって転ぶということがありました。

しょうがないといえばしょうがないですが、親はテント設営に夢中で全く子どもの様子を見ていない・・・。(*_*;

小学校高学年くらいの子どもたちだったので、しっかりと説明すればわかると思います。

親は、キャンプ場にはどんな危険があって、どんなマナーがあるのか教えているのでしょうか?

事故が起これば、周りも迷惑しますし、怪我をしてしまうと自分たちもキャンプどころではなくなってしまいます

これはアウトドアをする者、また親としてしっかりと考えなければいけないことだと思います。

現在、世間では”キャンプブーム”と言われることもありますが、オシャレキャンプだけじゃなくて、キャンプのマナーをもっとメディアでも取り上げてもらいたいと感じています。
≫参考:キャンプのマナーが悪いとは言わせないようにしましょう【初心者向け】

『アウトドアは油断すると重大な事故に繋がりますよ』

この日も花粉症がヒドく、僕はずっと寝ていたので、ほとんど何も出来ませんでした・・・。

やったことといえば家族でニンテンドースイッチしたくらいです。スイッチは、ホントに”素晴らしいゲーム機”だと思います。

『キャンプに来ているのにゲームなんかするな!』って怒る人もいるかもしれないですが、”家族で出来るテレビゲームがキャンプ中に出来るようになった“ってことが、とてもスゴイことだと思います。

現在はスイッチに限らずゲーム機を持っていきプレイするキャンパーも増えています。プロジェクターでタープやテントに映し、大画面でやるゲームはたのしそうですね。『ニンテンドースイッチをキャンプで快適プレイ』では、スイッチに適したプロジェクターの紹介や快適にプレイするための紹介をしているのでチェックしてみてください。

にぎやかな夜

この日の天候も前日と変わらずに安定しており、気温も最高30℃以上でした。

ダラダラと過ごしてしまったせいで、お昼ごはんと夕飯は一緒になってしまいました。

スキレットでステーキ焼いて、ガーリックライスを作りました。結構ガッツリです(体調悪くて写真撮るの忘れてます)。

夜になると予想通り宴会をやられている方が多くて、にぎやかでした。

ホントに”ジャパニーズキャンパー”は宴会目的が多いですね。

こういうときは「耳栓」があると便利です。

この日も早めの就寝しました。最低気温は11℃と、前日より若干低い気温になったので、テント内の結露も多くなり、アウターの内側はビショビショ。

撤収作業も骨が折れる(3日目)

3日目はお昼ご飯食べて片づけをするというスケジュールになります。

通常のキャンプ場だとチェックアウトの時間は、10時とか11時とかが多いと思うのですが、ここは17時までオーケー(3日目の料金も払ってます)。

環境に慣れたのか3日目は、僕の体調は少し回復しました。

朝ごはんに奥さんがハンバーガーを作ってくれました(^^)/

朝ごはんのハンバーガー

お昼ごはんには納豆パスタを食べました。

納豆パスタ

そして、いよいよ片付け・・・。予想してた通りに、”リヤカーの取り合い合戦”となりました(笑)

僕たちは、リアカーの空き待ち状態になりましたが、息子が仲良くなった女の子のパパママが譲ってくれて、何とか車まで荷物を運ぶことが出来ました( ;∀;)

日中は暑くて、荷物を運ぶのが体力的にキツかったです。

また、このキャンプ場はごみを捨てるところがないので持ち帰ることになります(炭を処理するところはあるのですが)。

キャンプサイトにはカラスがいて、少しでもサイトにゴミを放置すると、袋に穴を開けられ、ゴミを散らかされてしまいます 😥

荷物が多いうえに、ゴミまであるとラングラーもギュウギュウです。

ラングラーアンリミテッドは、車体は大きいのですが荷物が思ったよりと載せられませんね(現在は、ラングラーの積載量の拡大をしました)。

ファミリーキャンプをするのであれば車の積載量アップが今後の課題となりそうです。
≫参考:【ルーフキャリア・ヒッチキャリア】ラングラーアンリミテッドの積載量を拡大する

以上で、今回のキャンプレポートは終了です。少しでも参考になれば幸いです。

【群馬県】創造の森キャンプ場(榛東村)|まとめ

今回は群馬県榛東村にある「創造の森キャンプ場」の紹介とレポート書きました。

ポイントをまとめたいと思います。以下。

  • 役場に申し込み必須
  • 手続きに時間がかかる
  • 利用料は村民200円、以外は400円
  • 草原、フリーサイト
  • サイトに車は入れない
  • 家族連れ多い
  • 夜景が魅力的
  • アウトドアワゴンはあった方が良い
  • 売店・自動販売機は無い

最低限の設備ですが、利用料も安く、家族では楽しめると思います。ですが、最近の傾向的に激混みかもしれません。

利用するなら平日がベストなのかなぁ・・・というところです。

僕は他にも群馬のオススメキャンプ場を当ブログで紹介しています。下にリンクを貼っておくので参考にしていただけると幸いです。

群馬のおすすめキャンプ場の紹介

今回の記事は以上になります。
長々とお付き合いありがとうございました。