【医学】夏のアウトドアは危険!?『夏血栓』

OUTDOOR

夏血栓

読者のみなさん、どうも。
Fujiyaです。

夏なので暑いのは当たり前だとは思うのですが・・・。

それにしてもメチャクチャ暑くないですか?(笑)

夏には毎年『熱中症』という単語を聞きますね。

テレビやポスターなど、至る所に「熱中症に注意!」と注意喚起されているのに、こんなにも大勢の人がかかってしまうなんて、どういうことなんでしょう?

知識不足が原因なのか、広告の方法が悪いのか、予想を超えるほど暑いのか・・・・。

今後、”アウトドア活動=熱中症”みたいな感じになって、インドア派が増えるんじゃないでしょうか?

みなさんは”熱中症よりコワい”と言われている『夏血栓』というのをご存知ですか?

夏血栓は、死亡率30%と言われている超危険なものです。

もしかしたらキャンプやバーべキューなどのアウトドア時に『夏血栓』が襲い掛かってくるかもしれません!

しっかりと対策をして”夏のアウトドア”での危険を減らしていきたいですね。

夏血栓症とは?

夏血栓

夏血栓』とは、暑い夏に起こりやすい血栓を言います。

血栓は、血管の中にできた血の塊のこと。この血栓が出来ると血管が詰まってしまい、非常に危険な状態になってしまいます。いわゆる脳梗塞心筋梗塞という病気ですね。

これらの病気は、寒い季節に良く起こると言われているのですが、実は暑い時期にも起こりやすいのです。

それはなぜか?

原因は『脱水症状』によって血液がドロドロになり、血の塊が出来易くなってしまうからです。

暑い中、キャンプやバーベキューで設営・撤収などを行っているときに、急に具合が悪くなるなんてことも考えられますので注意が必要です。

また、ビールなど酒類を飲まれる方も多いと思いますが、お酒は『利尿作用』という体の水分を排出しやすくする力があるので、さらに発症する確率が高まります・・・。

これは若い人からお年寄りまで、誰にでも起こり得ることです。

症状

初期症状がめまいや倦怠感、頭痛などですが、これって熱中症と同じなんです。なので、区別がつきにくく、実は夏血栓だった・・・・なんてこともあり得ます。

夏血栓があると、呼吸困難やしびれなどの症状が出始めます。お酒をたくさん飲んだ人や、高血圧・コレステロール値の高い人などは注意が必要です。

また、同じ姿勢を続けることが多い人も血流が悪くなりますので注意してください。疑わしい症状がある場合は、重症化する前に早め病院に受診をする必要があります。

夏血栓対策

夏血栓は、以下の3つで予防しましょう。

  • 水分補給をこまめにする
  • 軽いストレッチをする
  • 血液をサラサラにする

実は室内や涼しいところにいても、脱水症状になることはあります。

なのでどんな場所にいても『こまめに水分補給をする』ようにしましょう。

特にお年寄りだと自律神経がうまく働かず、『のどが乾かない』なんてこともあります。お年寄りの方とバーベキューなどする場合は気を配りましょう。

アウトドア中にはあまり無いかもしれませんが、ずっと同じ姿勢のままだと血流が悪くなってしまいますので、定期的にストレッチなどして体を動かすことも大切です。

また、血液をサラサラにするのは、普段からの生活習慣が大事です。健康管理はアウトドアマンの基本ですから、普段から運動や食事に気を付けて自分の体をコントロールしましょう。

お酒やスナック類などのお菓子、糖質の多い食べ物の食べ過ぎは血管ドロドロにつながりますので、食べすぎないようにしましょうね。

僕も気を付けます!(笑)

夏は、一般的にアウトドアのトップシーズンですので外遊びされる方も多いと思いますが、リスクもしっかりと勉強をしておかないと、いざという時に大変なことになります

自分ももちろんですが、子どもやお年寄りなど大事な家族の非常事態に適切な対応を取れるのもアウトドアを嗜むものとしての努めだと思います

僕もまだまだ知識不足なので、これからも日々精進していきたいと思います。

今回は以上になります。
最期までお付き合いありがとうございました。

僕は他にもアウトドアの知識記事を書いているので下にリンクを貼っておきます。併せて参考にしていただけると幸いです。