初心者でも簡単!手作りスモークベーコンを美味しく作る方法【自家製】
この記事では、誰でも自宅で簡単に作れる『スモークベーコンの作り方』を書いています。
記事の内容
こんにちは、Fujiya(@fujiya_xyz)です。
今回はキャンプで培った燻製の知識で『スモークベーコン』を作っていきます。
ベーコンは、どの家庭でも食べられることが多いと思うのですが自家製ベーコンを作っている人は多くは無いと思います。もちろん買った方が「楽」ですが、手間暇かけて作る自家製ベーコンは本当に最高です。
そんな『手作り燻製ベーコン』について、初めての方でも美味しく作れる手順を紹介していきたいと思います。
誰でも簡単に作れる「燻製ベーコン」
はじめに肉の種類ですが、一般的にベーコンは『豚バラ』ってイメージがありますよね。
僕の場合は、毎回決まった種類の肉を調理するのではなく。スーパーで安くなっている部位を使用しています。様々な部位の燻製ベーコンを作ってみて、自分のお気に入りを見つける方が楽しみがあっていいですよ。
準備する物
- 豚のブロック肉(なんでもオッケー)
- フォーク
- スパイス(塩、コショウなど)
- ローレル
- 肉がすっぽり入る鍋
- 燻製器
- 燻製チップ
こんな感じです。さっそく下から作業手順を解説していきます。
手作り燻製ベーコンの手順
手順の一覧
以下で順番に説明していきます。
1.肉に穴をあける
まず塩を入れたときに満遍なく染み渡るようにするために穴を空けまくります。スジにも切り込みを入れます。肉によっては脂身が多い物もあるので、苦手な人は切ってしまいましょう。
ちなみに、穴を空けるのは普通のフォークで構わないのですが、出来れば専用のミートフォークなどを使用するのがおすすめです。
僕も最初は普通のフォークでやっていたのですが、強度が弱く、なかなか刺さりにくいです。場合によっては、怪我をする可能性があります。
僕が使用しているユニフレームの「ウェーブフォーク」は丈夫で、固い肉にも簡単に刺さります。結構重宝しますよ。凶器なので取り扱いには注意です。ウェーブフォークについては『”ユニフレーム(UNIFLAME)”ウェ~ブフォークの考察』で詳しく紹介しています。
2.塩漬けする
適量の塩を肉全体にすり込みます。僕の場合は、唐辛子を入れたりと気分によって様々なスパイスを入れたりします。
シーズニング(スパイスのこと)を良くすり込んだら、臭みを取るためにローレルの葉っぱと一緒にビニール袋に入れます。ローレルの葉は一枚で十分です。
素手だと手が油と塩で汚れてしまうので、ビニール手袋を使うと良いです。そして、ジップロックなどに入れて冷蔵庫へ。
ジップロックが無い場合は、肉の水分がたくさん出てきますのでビニール袋を2重にしましょう。
大体5日くらい冷蔵庫で塩漬けします(人によって違います、好み)。塩の浸透圧で肉の水分が抜けて、旨味が残るわけです( *´艸`)
冷蔵庫では、なるべく平らで温度変化が少ないところに置くのがベストです。そして、毎日一回、上と下を逆さにするようにひっくり返してしてください。
3.塩抜き
5日くらい経過したら、肉を取り出して水洗いします。良く洗って塩を落とします。そして、大きめの鍋に肉を入れて肉がしっかりと水に漬かるようにして塩抜きします。
30分毎に水を交換するなどのやり方をされている人もいるようなのですが、僕はこのまま2時間~3時間放置します(鍋の大きさにもよると思います)。
塩加減の確かめは、肉を取り出し、一口サイズに肉を切り、焼いて試食してみます。
『ちょっと薄いかな?』というくらい、塩味が少し足りないくらいの感じになっていればOKです。次の乾燥の段階で水分が抜けるのでここで塩味が強すぎると出来上がりがしょっぱいです。これは経験しかないのでとにかくやってみましょう!
4.乾燥
塩抜き後、しっかりと肉の水分を拭き取ってから冷蔵庫で1日以上乾燥させます。
人によっては吸水ペーパーに包んで乾燥させる方もいるようですが、僕はラップをせずそのままお皿の上に置き、冷蔵庫に入れて乾燥させてます。
水分が残っている状態で燻製をしてしまうと水分と煙がくっつき、酸っぱい味になってしまうので注意が必要です。
5.燻製
いよいよ燻製の作業です。今回は桜チップを使用します。桜チップは肉とも相性が良いので今回チョイスしましたが、食材によって相性もあり、個人の好みもあります。色々試していけるのも燻製の楽しみです。
煙つきをよくするためにザラメも少々チップに混ぜます(無くても問題ないです)。
燻製器も様々なものがありますが、大きさで選ぶのが良いかなと思います。大は小を兼ねるといいますが、小さすぎと豚バラブロックなどが入りませんので、大き目の燻製器を購入することをオススメします。ちなみに僕が使用している燻製器は「キャプテンスタッグ」の物です(以下)。
購入しやすい手頃価格で、サイズも大きいので魚などの長物も吊るすことができるので便利です。
燻製器については『大荷物でも問題なし!キャンプにも持って行きたい燻製器の話。』で紹介しているので参考にしてみてください。
作業に戻りますが、燻製は「熱燻」で大体温度は80~85度くらいキープして2時間くらい(好みによります)燻製をします。あまり高い温度になると肉が固くなってしまいますので注意してください。
燻製が終了し、とても美味しそうに見えるのですが、すぐには調理したりせずに、一晩冷蔵庫で寝かせます。そうすることで旨味がさらにアップします。
6.完成
ついに完成です!
仕込み作業から食べるまでは、1週間くらいかかってます。手間はかかりますが、愛着がとてもある料理になります。
自宅でパスタに入れたり、キャンプに持っていってサンドイッチにしたり、様々な料理に使えますし、何より普通では食べられない、分厚いベーコンを食べることが出来ます( *´艸`)
お酒との相性も抜群ですよ。読者のみなさんも是非挑戦してみてくださいね。
今回の記事は以上になります。
最後までお付き合いありがとうございました。
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