③ヤマハビーノ50(2スト)をとにかく分解・清掃

VEHICLE

この記事では2ストビーノの分解・清掃作業をレポートしています。

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YAMAHAビーノのレストア:分解・清掃作業

こんにちは、Fujiya(@fujiya_xyz)です。

今回は、以前より取り掛かっている「YAMAHAビーノのレストア企画」の第3弾となります。

今回は、前回よりもさらに分解・清掃を行いたいと思います。

どこからかエンジンオイルが漏れているようで、チューブやキャブレター周辺など至る所がオイルまみれでした。

また、”マニホールドに亀裂”が入っていたり、エアフィルターが腐食”していたりとレストアのやりがいがありました、、、劣化している部分も多くて破損しやすく、錆でボルトがきつくて外すのにかなり苦労しました。

すべてを綺麗にすることは難しいかもしれませんが、出来る限り”素人DIY”でやりました。同じく作業したい人の参考になれば幸いです。是非、最後までお付き合いください。

ネジ・ボルトを外す

とにかく分解して、一つ一つを確認してオイル漏れの原因を探してみます。

ビーノを分解する

タイヤも外して、フレームがむき出しの状態、丸裸な状態になりました。

写真はすでにバラした状態ですが、実はここまで来るのに結構苦労してます。

「なぜか?」というとネジやボルトが錆びついており、中々回りませんでした・・・・・。

潤滑剤を使用したり、固着したビスを無理やり回す・壊すビスブーカーやネジザウルスを使用して時間をかけて外していきました(3日くらいかかった)。

『世の中には困ったときに対応できる色々な工具があるのだな~』と勉強になりました。

下の「ビスブレーカー」と「ネジザウルス」はとても役立ちました。オススメです。

外した部品は、パーツクリーナーとウエスを使用して、オイルまみれな状態を改善します。

マニホールドの交換

オイルまみれのマニホールド

画像でもわかるようにマニホールド周辺もオイルで”テッカテカ”。マニホールドも劣化して亀裂が入っていたため、新品を注文し交換。

ついでにゴムカバーも一緒に新しくしました(下画像)。

ゴムカバーも新品に交換

これはYAMAHAの純正品です。

純正品はメッチャ高額でした(送料も結構かかる)。

Amazonなど通販で購入した方がはるかに安いので、後々考えたらこっちにすれば良かったと思っています。

リアサスペンション

新しいリアサスペンションを取り付け

セルモーター周辺もオイルまみれだったので、パーツクリーナーを吹きかけて綺麗にしました。

リアサスペンションを”デイトナ”のものに変えてみました。差し色で””にしました。

ですが、純正のものより10mmくらい長いのでちょっとリフトアップしてます。

プラグ交換

とにかくパーツクーリーナーを吹きかけまくったのは良いのですが、どうやらプラグが被ってしまったようで、この際新しいものに交換しました。

交換後は、エンジンも問題なく始動。

大分綺麗になったので良しとしましょう。

作業レポートは以上です。

YAMAHAビーノのレストア:分解・清掃作業|まとめ

今回は、分解・清掃作業でした。

サービスマニュアルを参考にしながら地道に作業しました。

時々エンジンが止まりそうになることがあってキャブレターの調整を少しやってみたのですが、あまり変わった感じはありませんでした・・・。

本格的にオーバーホール(キャブレターの分解・清掃)を行う必要があると思います。

しかし、現在はとりあえず動作に問題ないので、このまま完成を目指していきたいと思います。

今回の記事は以上になります。
最後までお付き合いありがとうございました。

ビーノレストア企画記事一覧

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