【ラングラーオーナー向け】マサダジャッキ(MH-10)の使い方

JEEP VEHICLE

この記事ではラングラーオーナーの方に向けてマサダジャッキ(MH-10)の使い方を書いています。

紹介内容

  1. 油圧式ジャッキの仕組み
  2. 準備しておきたいアイテム
  3. マサダジャッキ(MH-10)の使い方
  4. 戻し方

マサダジャッキの使い方を解説

こんにちは、Fujiya(@fujiya_xyz)です。

以前に書いた『DIYでラングラーアンリミテッドをスタッドレスタイヤへ交換する』という記事で使用したマサダジャッキの使い方です。

一概に「ジャッキ」と言っても様々なタイプのモノがあります。ご紹介するのは「ボトルジャッキ」と言われるタイプです。
⇒参考:【公式】マサダ製作所のカタログ

整備士の人や知っている方には当たり前の内容かもしれませんが、素人には使い方がわかりません。実際に僕は使い方を迷いました・・・。ぶっちゃけ、付属の説明書だけだと情報不足です。

ニッチな内容ですが必要な人へ情報が届くことを願っています。

油圧式ジャッキの仕組み

油圧式ジャッキの仕組み

レバーを上げたり下げたりするだけで、重い車が簡単に持ち上がっていきます。

これには2つの原理を使っています。以下。

  • テコの原理
  • パスカルの原理

詳しい物理化学は置いておきますが(僕もわからないw)、レバーを上下することで圧力を発生させ、オイルが車側のシリンダーに移動すると圧力をかけた分だけ持ち上がっていく、、こんな感じ。

準備しておきたいアイテム

準備しておきたいアイテム

ジャッキを使うのは、主にタイヤ交換作業がメインだと思いますが、それには危険が伴います。

安全に作業をするためにも準備しておきたいアイテムを紹介します。以下。

  • ストッパー
  • ジャッキパッド
  • ジャッキスタンド(ウマ)

下でそれぞれ紹介していきます。

ストッパー

いくら平らな場所であってもジャッキアップすると車が動いてしまう可能性があります。

タイヤストッパーを使って動かないようにしましょう。

ジャッキパッド

これはジャッキポイントとジャッキの緩衝材ですね。ジャッキアップはかなりの負荷がかかるので車にキズがつきます。

「目立つ部分では無いので問題ない」という人もいると思いますが、実際気になりますよね・・・・僕はなる。

そして、僕は使用しなかったためかなりキズがついてしまいました。なので、絶対あった方が良いですよ。

ジャッキスタンド(ウマ)

ジャッキは、車体を持ち上げるだけの道具なので、持ち上げた状態をキープするには不向きです。

しっかりとウマをかけて安定をした状態で作業しましょう。下のリンクは、ジャッキスタンドを使用してラングラーのキャリパー塗装をしたレポートなのですが使い方の参考になれば思います。

キャリパー塗装作業レポート

マサダジャッキ(MH-10)の使い方

手順は以下です。タイヤ交換の紹介ではないので、ここではジャッキの使い方のみを書いています。

  1. ジャッキポイントを確認
  2. 設置部分を回す
  3. バルブを閉める
  4. レバーを上下する

ジャッキポイントを確認

ジャッキポイントを確認

ジャッキアップポイントを確認します。

サスペンションコイルの下くらいが目安です。

間違うととんでもないことになるので、取扱説明書で確認してください。

設置部分を回す

設置部分を回す

僕はこれが最初わからなかったのですが、車との設置部分をまわして伸ばしていきます。

ジャッキポイントの下にセット。

バルブを閉める

バルブを閉める

バルブを時計回しに閉めていきます。

手でも回せるのですが、分割式のレバーの先端を溝に合わせることで回しやすくなります。

レバーを上下する

レバーを上下する

ジャッキポイントを再度しっかり確認したら、レバーをセットして上下していきます。

すると、どんどんジャッキアップが出来ます。

下げる場合には、ゆっくりバルブを反時計回りに回していきます。急激に回すと一気にジャッキが下がってしまい、とても危険です。

バルブは半回転~1回転半くらい回せば十分です。

戻し方(終了)

マサダジャッキの収納

ジャッキアップが終わり、伸びた部分は体重をかけて戻していきます。

手の力だけでは難しいので体重をかけて一気に押し込んで戻しましょう。

今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。