15年前の『折りたたみ自転車』を修理【自分でやる】

DIY

この記事は『費用をかけずに乗れるようにする』ことを目的に自転車修理レポートを書いています。

紹介内容

自転車を自分で修理してみる

こんにちは、Fujiyaです。

今回は”折りたたみ自転車”の修理に挑戦したいと思います。

以前にふもとっぱらキャンプ場でキャンプをした時に、広大なフリーサイトのキャンプ場では自転車が必要だと気付きました。

キャンプ場が広すぎて詳しく探検できなかったからです。

ようやく愛車のラングラーにキャリアを装着して積載量アップも果たしたので、現在は自転車くらい余裕で持っていけます。

『次回のオートキャンプでは自転車を楽しみたい!』、それが今回の動機ですね。

自転車の修理を自分でするのは今回が初めてで、素人なのでピカピカの新品同様という感じにはできませんが、”お金をかけずに、とりあえず乗れる“ということを主な目的にDIYを行いました。

やってみて感じましたが、そこまで難しくないです、費用もそこまでかからない。自転車のDIYをされている方の参考になれば幸いです。

分解と清掃をする

この折り畳み自転車を最後に乗ったのは高校生の時です、、今から15年とか前。

その間、実家の屋根下にずっと放置されていました。クモの巣やホコリにまみれ、ステンレスでも錆が発生し、プラスチック部分は劣化でボロボロの状態です。

さすがに直せないのではないか?』という不安もありましたが、とりあえず分解し清掃をしてみます。

ボルトもサビ付いており、外すのが難しい箇所もあるため、最低限の部分のみに絞りました。

分解箇所

  • ハンドル周り
  • ブレーキ
  • チェーン
  • サドル
  • タイヤ関連

全体的にかなり劣化はしていましたが、以前にヤマハビーノをレストアした時よりも簡単でした。

しかしながら、破損したパーツはたくさんあり、グリップやサドル、ブレーキレバーなどは新しく購入・交換することになりました。

パンク修理(虫ゴムの劣化)

15年も放置していたので、タイヤに空気が入りません。

空気を入れると同時に空気が抜けていく感じ・・・。どうやらパンクの原因は2種類ある模様。

  1. 虫ゴムの劣化
  2. チューブに穴

虫ゴムというのは、バルブ内にある空気の逆流を防ぐゴム。

劣化がヒドイので、両方が疑われました。

まずは虫ゴムを交換します。っと思ってバルブを外してみたら、虫ゴムが原型を成していませんでした(下画像)。

虫ゴムの劣化

これでは空気が入らないのも当たり前ですね。

新しい虫ゴムを注文します。

調べてみると虫ゴムレスなバルブが売っており、今後のメンテナンスのためにもバルブごとコレに交換します。

虫ゴムレスのバルブ

取り付けはポン付け。とくに難しいことはありません。

バルブの取り付け

取り付けをして空気を入れてみると、空気が入るようになりました。その後、空気を入れたまま放置しましたが空気が抜ける気配はありません。

どうやらチューブは大丈夫な様子。

チェーンの洗浄

チェーンの洗浄

チェーンは埃と油でベタベタ。チェーンを洗浄する専用の工具もある様なのですが、今回は「パーツクリーナー」と「ワイヤーブラシ」を使用して擦っていきます。

これだけでも十分綺麗になります。

洗浄が終わって、乾いたら潤滑剤を塗ります。今までCRC556を使うことが多かったのですが、逆に自転車チェーンのグリスを脱脂してしまうと聞きました。ミニ四駆のベアリング脱脂の原理でしょうか。

なので、今回は万能オイルを塗ることにしました(ジャッキオイルですけどw)。

チェーンに潤滑オイルを塗る

ブレーキレバー・グリップ交換

ブレーキレバー交換

ブレーキレバーが錆がひどかったので新しいモノに交換しました。

ワイヤーはそのまま、レバーのみ交換します。

まずは古いグリップを外していきます。カッターで切り込みを入れるだけです(下画像)。

グリップ交換

ブレーキレバーはAmazonで購入しました。ハンドルに取り付け、ワイヤーを調整するだけです。案外簡単でした。

新しいグリップも水で濡らしながら、ハンドルを挿入していきます。手の力だけでは奥まで入れることは難しいので、タオルを咬ませながらゴムハンマーで叩いていくのベストです。

使用したパーツは以下。

ちなみにハンドルバーのサビは、鉄ヤスリを使って擦り落としましたが、ピッカピカという感じまでは頑張りませんでした、乗れれば良い。

サドル交換

サドル交換

サドルもボロボロでした。見せられないくらい。

サドル交換はメチャカンタン。ボルトオンです、生まれ変わりました。

こんなに取り外しが簡単だから盗まれたりするんですね、納得しました。

修理に掛かった金額・まとめ

以上の作業で無事乗れるまで組み立ても終了し作業は完了しました。

修理を始めてから完成まで半年以上かかっているのですが、これは僕が重い腰を上げなかっただけで、パーツを揃えて本気で作業すれば2日くらいで終わると思います。

掛かった費用ですが、工賃は掛からずで、部品代が3645円です。

かなりのボロボロが乗れるようになり、ある程度の見栄えになって4000円以内で修理できるとは予想をしてませんでした。

おそらく自転車屋さんに行ったら、1万円以上かかるのでは?と思います。自転車ってコスパ最強ですね。運動にもなる。

早くキャンプで乗り回したい!

今回の記事は以上で終了になります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。