超簡単に出来る!キャンプ・バーベキュー時の火起こし『チャコスタの使い方』
火起こしに不満な人「火起こしって面倒だし、時間かかるなぁ。チャコスタ(火起こし器)って実際どうなの?使い方は?」
今回はこういった疑問に応えたいと思います。
本記事の内容
・チャコスタの使い方
⇒「準備する物」と「使用手順」
・チャコスタの原理「煙突交換」
・アウトドアメーカーのおすすめチャコスタ
・簡単に火起こしが出来る!チャコスタの使い方を紹介|まとめ
こんにちは、Fujiyaです(‘ω’)ノ
「お前誰だよ?」という方もいると思いますが、キャンプ歴7年目のキャンプブロガーです。
僕はどんなに忙しくても、毎月最低1回はキャンプに行っているのですが、キャンプに行けない時はバーベキューをして過ごしています。年間20回以上。
最近、地元企業からバーベキューイベントを計画して欲しいという依頼もいただきました。
無事バーベキュー大会開催出来ました!!
イベントのババ抜きも盛り上がった!#秋バーベキュー pic.twitter.com/15XULBtqe5— Fujiya@心形流Z (@fujiya_xyz) September 22, 2019
こういった経験もあるので、バーベキューについて有益な情報をお伝えできると思います。
今回はバーベキューの火起こしで使われる「チャコールスターター(チャコスタ)」についてわかりやすく解説していきたいと思います。
チャコスタを使うと火起こしが楽になると同時に時間を有効的に使えます。是非最後までお付き合いください。
簡単に火起こしが出来る!チャコスタの使い方を紹介
バーベキューやキャンパーには必需品のチャコスタについて掘り下げて書いていきます。
そもそも「チャコスタ」とは?
『チャコールスターター』の略で、チャコールとは「炭」のこと。直訳すると”炭起こし器”となります。
近年アウトドアを趣味にする人の中ではチャコスタを使うことが当たり前になってきていて『バーベキュー3種の神器』の1つとも言われたりします。
近所のホームセンターでも簡単に手に入ります。僕はアウトドアを始めるまでは全く存在を知りませんでした。
チャコスタが使われる理由
なぜ多くの人がチャコスタを使っているのか?というと以下の理由があります。
チャコスタを使用するメリット
- セットすれば自動で火起こししてくれる
- エコロジー
- 時間を有効的に使える
- 安価
『BBQの火おこしに苦戦した(゚Д゚;)』なんて話をよく聞きませんか?。また、難しいイメージもありますよね?。
火おこし作業はバーベキューの準備の中でもメインイベントです。中々着火しないとイライラしますし、時間がかかりすぎて予定の時間に食べ始められないなんてこともあると思います。
チャコスタはそんな問題をすべて解消してくれますよ。
チャコスタの使い方
読者さんの中には「なんか難しそう・・・」と思う人もいると思います。
ぶっちゃけて言うと、わざわざ説明する必要もないくらいメチャクチャ簡単です。なぜ今まで使わなかったのか、と疑問に思うくらいです。以下で「必要なモノ」や「手順」を解説していきます。
「準備する物」と「使用手順」
準備するもの
- 焚き付け(新聞紙や枯れ葉、小枝など)
- 火をつけるもの(ライター、トーチなど)
- 着火剤(固形)
- グローブ(皮手袋)
- 火ばさみ
- 火消しツボ
これだけあれば十分です。「消し炭」があればベストですが、無い場合は次回のバーベキューの時までには作れます。
消し炭とは?⇒BBQや焚き火などで1度使った燃え残りの炭。
今回使う道具は、焚火道具とほぼ一緒なので、これさえあれば焚き火も楽しめますよ。
焚き火のやり方・道具に関しては『【焚き火初心者】必見!焚火徹底解説』で説明しているので気になる方はチェックしてみてください。
チャコスタの5つの使用手順
- 焚き付けをチャコスタ下部に詰める
- 着火剤を敷く
- 消し炭を敷く(省略可)
- 炭を入れる(縦向き)
- 焚き付けに点火
チャコスタが折りたたみ式になっている場合はしっかりと組み立てます。そして、新聞紙なら2枚程度(焚き付け)、チャコスタの下に詰めていきます。
ここで注意したいのが、ギュウギュウに詰めにしないことです。詰め込みすぎると空気の通りが悪くなって火が起こりにくくなってしまいます。
次に、安定した場所(グリルの上などで)に立たせたら上から「着火剤」⇒「(消し炭)」⇒「炭」の順にセットしていきます。
この時の着火剤は固形タイプの物を使用しましょう。必要な分だけちぎって使用出来るので便利です。個人的には「文化たきつけ」がおすすめです。ホームセンターでも売っているところが多いですよ。
着火剤を入れたら、空気の通りを考えて炭を縦に入れていきます。消し炭が用意できる場合は、消し炭を下に敷き詰めてから新しい炭を入れましょう。より着火がスムーズです。
以上の手順が完了したら、最後に焚き付けにライターなどで点火すれば火が起こっていきます。
「え?こんなので大丈夫なの?」って思いますが、煙突効果という自然現象を利用しているので効率良く空気を取り込み、自動的に着火していきます。
火おこしはチャコスタに任せて、この間にサイトのセッティングや料理の下準備へ移れます。たったこれだけ、超簡単。
チャコスタの原理「煙突交換」
「炎で空気が暖かくなる」⇒「空気が上昇する」⇒「下から新しい空気が入ってくる」
簡単に説明するとこんな感じです。
空気が暖められることで”上に抜けよう”という流れが生じ、炎には空気が継続的に必要なので相乗効果で効率の良い燃焼が起こるというわけです。
バーベキューコンロやロケットストーブなどもこの原理が使われています。
薪ストーブの煙突から出る「ゴー」っていう音が好きです🔥
メチャメチャ暖かい、煙も来ないので、薪ストーブ神です。 pic.twitter.com/iols7EidjX— Fujiya@心形流Z (@fujiya_xyz) November 9, 2019
薪ストーブを使うと聞こえる「ゴー」っていう音が煙突効果による燃焼の音。燃焼効率が良くて神です。
アウトドアメーカーのおすすめチャコスタ
たくさんあるチャコスタですが、僕がオススメしたいものを紹介します。
キャプテンスタッグ
僕も愛用しているキャプテンスタッグの「炭焼き名人」。
折りたためるので荷物にもなりません。大は小を兼ねるので、サイズは”大”がおすすめ。
アウトドア初心者の頃から使っていて、もうボロボロですが、6年間使えています。耐久性も問題なしです。
そろそろチャコスタ新しいの買おうかなぁ😅
なんかボロボロ pic.twitter.com/pFMeKTZfHr— Fujiya|野営生活"毎日"LIVE配信中 (@fujiya_xyz) March 20, 2020
価格も安価なので迷ったらコレを買っておいて損はしませんよ。
ユニフレーム
火起こし器の中では超有名。皆使っている感じがします(個人の感想)。
ユニフレーム製なので耐久性は保証済み。同じくユニフレームの焚き火台「ファイアグリル」と合わせて使いやすいように設計されています。
ちょっと価格が高めですが、こちらも間違いないチャコスタ。
ファイアグリルについては別記事でまとめているので、興味がありましたら『焚き火ユーザーに不動の人気!”ユニフレーム(UNIFLAME)”の『ファイアグリル』を徹底解説』を見てください。
コールマン
安心のコールマン製。
ユニフレームに比べてやや耐久性に劣る部分がありますが、変形も価値観を変えれば味が出て可愛くなってきます。
他のメーカーのチャコスタは収納バッグを別途購入するものが多い中、専用の収納バッグが付いているのもポイントが高いです。ロゴもカッコよくて個人的に好み。
簡単に火起こしが出来る!チャコスタの使い方を紹介|まとめ
今回は『チャコールスターター』の紹介をしました
紹介した内容をまとめます。以下。
- 直訳すると「炭起こし器」
- バーベキュー3種の神器
- セットすれば自動で火起こししてくれる
- エコロジー
- 時間を有効的に使える
- 安価
- 原理「煙突交換」
- 炭をギュウギュウに詰めにしない
これは火おこしの一つの方法にすぎません。
僕は状況によっては、チャコスタを使わずに「ガストーチ」を使用して火を起こす場合もあります。アウトドアはルールさえ守れば”自由”なので価値観にとらわれ過ぎないようにしましょう。
今回のチャコスタの知識が、みなさんのアウトドアライフにお役に立てば嬉しいです。
僕は『自宅でのバーベキューを楽しみ方』についても記事を書いているので、下にリンクを貼っておきます。興味があれば覗いでみてください。
自宅バーベキューの楽しみ方紹介
【自宅】バーべキュー好きが教える”庭BBQ”の楽しみ方
今回は自宅の庭バーベキューを楽しくするために情報をまとめてみました。
記事は以上になります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。