”水難事故”統計データを確認、水場のアウトドアを楽しく安全に
水難事故
読者のみなさん、どうも。
Fujiyaです。
つい最近、祖母から『お盆なんだから、川になんか行くな』と言われたので考えたのですが、水難事故ってどのくらい発生しているのでしょうか?
2018/8/14にもキャンプ場で、20代の男性2人が川に流されて119番通報となったとニュースでやっていました。
暑い時期は水場に行くことが多いので、件数自体はどうしても多くなってしまうのかもしれませんけどね。
”夏休み”や”お盆休み”で楽しい気分なところに、暗い話題となってしまい申し訳ないのですが、今回は『水難事故について』の話題です。
警視庁が出している山岳遭難・水難の統計データ2017年(警視庁)を元に、簡単ですが調べてみましたので記事にしたいと思います。是非最後までお付き合いください。
”水難事故”は、どのくらい発生しているのか?
- 発生件数 :1,341件
- 水難者数 :1,614人
- 死者 :654人
- 行方不明者 :25人
- 負傷者 :323人
- 無事救出 :612人
”無事救出”されたのは、水難者うちの40%もいないです。
水難は怖いですね・・・・・(事故は何でも恐ろしいか・・・)。
水難事故の多い都道府県ベスト3
- 1位 沖縄県 : 81件
- 2位 北海道 : 73件
- 3位 新潟県 : 57件
やっぱり県名を聞いただけで”海”をイメージする県ばかりですね。
ちなみに、当ブログの読者さんたちで多いのが大阪・神奈川・東京の方なのですが、大阪府は38件で13位、神奈川県は53件で5位、東京都は20件で24位でした。
僕の出身地の群馬県は4件で”ワースト1位”でした。
少ないに越したことはないですけどね、複雑です。
水難事故の多い場所ベスト3
- 1位 海 : 384件
- 2位 河川 : 174件
- 3位 湖沼池 : 57件
暑い季節は”海”に行かれる方がたくさんいると思うので、海での水難のリスクは高いと思います。
しかし、子どもの統計を見てみたところ、子どもが一番多く水難に遭いやすいのが”河川”でした。
河川は流れが複雑であったり、川底が滑りやすかったりと、実際は海よりも危険が多いようです。
僕も子どものころに、溺れそうになったのは川だった気がします・・・。
浅い川でも、急に足が滑ったりすると溺れそうになってしまいます。怖いです。
水難事故に遭った人がしていたことベスト3
- 1位 魚とり・魚釣り : 219人
- 2位 水遊び : 61人
- 3位 水泳 : 47人
1位は”魚とり・魚釣り”をやっている人ですね。
利根川で鮎釣りをやっている人を良く見かけるのですが、中には胸の辺りまで川に入って釣りをしている人もいます。
凄いけど、メチャクチャ危ないですよね・・・。
先日僕も近所の川へ遊びに行きましたが、久しぶりに川に入ると川底は滑るしで、慣れないととても歩き辛いです。
7・8月は、水難事故が多い
夏休みやお盆休みなので、海や川など水場のアウトドアをする方がとても多いと思います。なので、1年を通してみると、この時期の水難事故の発生率が一番高くなっているようです2017年は、7・8月の2ヶ月間で事故件数全体の中の約40%くらいが発生しています。
最後に
統計データのごく一部ではありましたが、”水難事故”の恐ろしさが再認識できたのではないかと思います。
これを踏まえて、釣りや川遊びなどのアウトドアを楽しく・安全に行って頂ければと思います。
今回は以上になります。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
僕は他にもキャンプ・アウトドアの統計記事を書いているので下にリンクを貼っておきます。併せて参考にしていただけると幸いです。