【統計データ】『アウトドア市場に関する調査結果』について考える
アウトドア市場調査
こんにちは、Fujiyaです。
先日(2018/8)に「矢野経済研究所」が”2017年の国内アウトドア市場調査の結果”を発表した模様です。
今回は、一部ではありますが市場調査の結果について考えてみたいと思います。
お時間ありましたら、今回も最後までお付き合いください。
ライフスタイル+アウトドア
- ライフスタイル:アウトドアブランドが販売する、他の分野に含まれない用品で、主に日常生活、ビジネス、トラベル等で用いられるもの全般。
- アウトドアスポーツ:競技スポーツとしてのアウトドア・アクティビティに関る用品・施設・サービスで、主にトレイルランニング、スポーツクライミング等をさす。
- ライトアウトドア:自然環境との関わりを主たる目的としたレジャーに関る用品・施設・サービスで、主にキャンプ、ハイキング、釣り(渓流釣り、鮎釣り、ヘラ釣り、ルアーフィッシング(バス、トラウト)、フライフィッシング)、野外フェスティバル等をさす。
- 登山:「山に登ること」を主たる目的としたレジャーに関る用品・施設・サービス。
2017年の国内アウトドア関連市場は、前年比103.2%の4398億3000万円と推計されています。
規模としては、100億円以上も拡大していますね。
分野別に見ても、全てにおいて2016年よりも増えています。
どの分野も”急成長”って感じなものは無いですが、一番成長を見せているのが『ライフスタイル』の分野でしょうか。
そもそも”ライフスタイル”って何?という感じですが・・・・。
『ライフスタイル』:アウトドアブランドが販売する、他の分野に含まれない用品で、主に日常生活、ビジネス、トラベル等で用いられるもの全般。
わかりやすく言うと”アウトドアメーカーが販売する雑貨・その他”って感じなんでしょうかね。
例えば・・・アウトドアメーカー作った日常的にも使えるお財布とか?(たぶん・・・・)
調査結果では、ライフスタイル分野で高成長をみせているのが「ザ・ノース・フェイス」と「モンベル」らしいです。
元々有名なブランドですし、値段が手ごろで高品質な商品展開がアウトドア好きに限らず多くの人に受け入れられているとのこと。
確かに、アウトドア好きじゃなくてもノースフェイスのリュックを日常的に使っている人ってたくさんいるような気がしますよね。
また、少し違うかもしれないですけどニトリとかカインズホーム(全国チェーンじゃないけど・・・)などのホームセンターに行くと”生活にアウトドア用品を取り入れよう”みたいな風潮があるのは感じてました。
良くポスターやチラシも見かけます。
僕は、”間接照明にランタン”とか”ちょっとした調理にシングルバーナー”とかキャンプ用品を日常的に使うことも多いです。他の方でも多いのではないかな。
基本コンパクトなんで使い勝手も良いし、収納も楽、オシャレなんですよね。
しかし、キャンプ道具を使用したことのない人が、あえてキャンプ道具を日常的に使用することを選ぶのか?って問題点もあるかとは思いますが、
使用してみたらメリットが多いの事実なんじゃないかなと思います。
これは我々アウトドアマンがキャンプ道具の良さをもっと世間に広めるべきなんでしょうか?(笑)
ライトアウトドア分野が多い
グラフの中で高い割合を占めているのは、キャンプ、ハイキング、野外フェスなどが含まれる”ライトアウトドア分野”で、全体の56.8%を占めています。
当ブログでも『キャンプブーム』とたくさん発言してきましたが、キャンプ用品販売は変わらず好調に推移しているようです。
キャンプ場もトップシーズンの台風や長期的な雨の影響を受けたようですが、
平日や冬季にもキャンプを楽しむ人が増えたりと、季節によって差のない運営が出来るようになってきたとのこと。
キャンプ人口が増えるのはいいのですが、それに付随して問題も発生しています。
一番はやはり”マナー”の問題でしょうか。
個人的には、人対人の問題はまだ良いとしても
ゴミをポイ捨てしたり、焚火をそのまま放置したりと”キャンパーによる自然に対する害”が一番気になります。
人間が存在している以上、自然への悪影響が全く無いように暮らすのは出来ないので、仕方の無い部分があることは事実だとは思うのですが、
明らかに間違っている行為をするのはどうかと思います。
『キャンプ場とか管理する側が、ゴミが出たらキレイに片付ければいいじゃん』というような意見にも賛同できません。
もちろん管理側も努力をすべきだとは思うのですが、僕たち消費者・アウトドアマン側が率先してやるべきだと思うんです。
キャンプ場を利用させてもらってはいますが、僕たちは自然を感じたいからキャンプ場に行くのであって、キャンプ場に癒されているわけではないし、キャンプ場を感じたいわけではないです。少なくとも僕は。
なので、”来た時よりも綺麗に”というのが僕の自然への感謝の想いです。
このマナー問題ってキャンプ・アウトドアの”闇”の一つなんじゃないでしょうか。少しでも闇が深くなる前に食い止めないと、市場が拡大して企業が儲かるのはいいんでしょうが、後々取り返しのつかない事になりかねないですよ。
検討すべき課題ですよね。
2018年のアウトドア市場は?
今年は、”異常気象”が多いのでアウトドア業界へも結構影響しているのではないでしょうか?
実際、僕も台風で2回キャンプを延期にしてます・・・・・(なぜか予定するとその日に台風がやってくるw)。
といっても、ニュースでキャンプ場が取り上げられたりと世間でのアウトドアへの関心はまだまだ高いように思えるので、今年もさらに市場が拡大するのではないでしょうか。(完全素人予想)
上記でもあった通り、”ライフスタイル”の分野が高まっていますので、現在以上に、生活の中でアウトドア用品が取り入れられていくのでしょうか。
仕事でも”スノーピークの電卓”とか、”コールマンのキーボード”とか使う日が来るかも(笑)
記事は以上です。
今回はアウトドアの市場調査について色々と語ってみました。
所詮素人の感想なので、聞き流して頂いて全然かまいません(笑)
自分の好きなことについて真剣に考えるって楽しいですね、全く”得”にはならないですけど。
市場調査たくさんの企業や団体がやっているみたいです。また、発見したら当ブログでも取り上げて、素人ながら語っていきたいと思います(毎回同じことを言うかもしれませんが・・・・・w)。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
僕は他にこういったデータ的な記事も書いているのでリンクを貼っておきます。併せて参考にしていただけると幸いです。
2018年の特徴
【統計データ】2018年の特徴は”ソロキャンパーの増加” | 心形流Z
今年も日本オートキャンプ協会が「オートキャンプ白書」を発行します。その名も『オートキャンプ白書2019 ~のんびり「ソロキャンプ」~』。
統計調査:アウトドア派か?インドア派か?
【統計データ】アウトドア派に軍配!!『この夏のアウトドア・キャンプに関する調査』 | 心形流Z
全国男女500名を対象に「トレジャーファクトリー」という会社が『2018年夏のアウトドア・キャンプに関する調査』を実施したようです。なかなか興味深い調査・結果に。世の中の流れを知ることもアウトドアマンとして必要ですから(笑)。読者の皆さんもご参考にしていただければ幸いです。