キャンプで『ネイチャーストーブ』を使いこなそう!
この記事では『ネイチャーストーブ』を使ってみたい人向けに「魅力」「選び方」などを情報を紹介しています。
本記事の内容
ネイチャーストーブを使いこなそう
こんにちは、キャンプブロガーのFujiyaです。
「お前誰だ?」って感じですがキャンプ歴7年目のキャンパーで、経験や体験を活かしてキャンプ場や道具の紹介、DIYなどの記事を書いています。
明日朝から早いのですが、今日はまだまだ気の済むまで焚き火をやろうと思います😃🔥 pic.twitter.com/ScZuvcouuJ
— Fujiyaφキャン詰め (@sototobira) November 2, 2019
突然ですが、みなさんはネイチャーストーブを使っていますか?
『ネイチャーストーブ』は焚き火で暖を取ったり、調理などで使用することもできます。
サイズもコンパクトで、燃料を持っていく必要も無いので、持ち物をなるべく少なくしたいという時に重宝しますよね。
多人数用などのサイズが大きな焚き火台は、荷物としては負担になりますし、燃料も大きさの分だけ必要になってきます。また、『焚火台として』『BBQグリルとして』『暖房器具として』と、さまざまな使い方が出来るのも良いところです。僕もキャンプの時に毎回持っていきます。
今回はそんな『ネイチャーストーブ』について、僕なりにご紹介しています。是非最後までお読みください。
魅力
僕が考える一番の魅力は、『自然の燃料を使用する』というところです。
僕は『ブッシュクラフター』ではないのですが、自然の物をうまく使いこなせるということが、『自然を愛している=自然にも愛されている』という相思相愛な感じを受けるので、アウトドアを嗜む者として魅力を感じます。(あくまで自己満足な価値観ですが)
基本的にザックに入るサイズなので、持ち運びや準備・片づけもとても楽で、最近は直火の禁止キャンプ場も多いので焚火好きには必須かなと思います。
最初にも述べましたが、ネイチャーストーブは様々な使い方ができます。
- 焚火台
- BBQグリル
- ストーブ
キャンプ場に落ちている小枝や松ぼっくりなどを利用することが基本ですが、アウトドアで出たゴミなんかも燃料に出来るんです。(もちろんティッシュや割り箸など燃えるごみだけですよ)なので、帰りのゴミも少なくすることが出来ます。
また、僕の理想のソロキャンプ像の一つに『とにかくシンプル(簡単)に』という考えあります。シンプルな行動を心掛けるだけで、準備や片付けも楽になります。『達人の動きは、無駄が無い』なんて言いますが、そんなイメージです。(なかなか理想通りには行きませんけどね・・・笑)
ネイチャーストーブは、その『シンプルなキャンプに必要なキャンプ道具』の一つだと思います。ネイチャーストーブを使いこなせれば『一人前<』って言えるのではないでしょうか?。
難しいところ
たくさんの『魅力』があり、使いこなせれば『一人前』のネイチャーストーブですが、キャンプに不慣れの人は使い始めは大変だと思います。
『焚火(炎)についての理解』や『炎のコントロール』を身に付けなければ最初は難しいです。僕も最初苦戦したのを覚えています。
燃料として使う『小枝』や『松ぼっくり』などは良く燃えてくれるのですが、燃えやすいので逆にすぐ燃え尽きて消えてしまうんです。
なので、炎を長時間維持しようと思ったら量が必要です。また、焚火の基本である、『細い薪から太い薪へ』というように”炎を育てる”ということが必要になります。
太い枝の方が、火持ちも良く大きな炎が出るのですが、最初から入れてしまうと火力が足らずに不完全燃焼が起こり、消えてしまうことも多々あります。
また、実際にキャンプ場で焚火に適した燃料が『見つからない場合』や、前日に雨が降り『濡れていて燃やせない』なんてこともあります。
僕はあらかじめ『炭』や『薪を細かくしたもの』を持っていくこともあります。山の天気は変わりやすいので。
焚き火の技術的なことは『焚き火したい人必見!火起こしのやり方、持ち物、おすすめ料理を徹底的に紹介【初心者向け】』で詳しく書いているので併せて参考にしてください。
選び方
ネイチャーストーブは、さまざまなメーカーから販売されています。具体的にそれぞれ何が違うのかというと『軽さ』『形』『収納の大きさ』などです。
元々の仕組みが複雑なものではないので、『とにかくコンパクト』とか『このメーカーが良い』とかこだわりが無ければ、どのモデルを選んだとしても大きな差は無いように感じます。
なので、個人的には『見た目』や『金額』で選んでしまって問題ないと思います。
以下、いくつかご紹介します。
ユニフレーム:ネイチャーストーブ
バーゴ:ウッドストーブ
ソト:ミニ焚火台
ちなみに僕が愛用しているのは、『ケリーケトル』というネイチャーストーブの仲間です。以下。
実は、ポッドになっている部分の周りに水が入り、中身はほぼ空洞という作りになっているんです。なので、炎が当たる面積が広くて、お湯をすぐに沸かすことができます。また、煙突効果も十分に引き出せるので火力も強く、お湯を沸かしながら料理もできます。オプション品も豊富なんですよ。
色んなキャンプ道具に言えることですがオプション品がある道具を選んだ方が、後々出来ることが広がるのでお勧めです!
ケリーケトルについては下のリンクで詳しく紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
ケリーケトルの紹介記事
【ケリーケトル】アウトドア用の”やかん”を紹介します
僕が愛用しているアウトドア用のやかん「ケリーケトル」を紹介します。
使用する際の必須道具
- ファイヤースターターや着火剤
- トーチ
- ファイヤーブラスター
- 火ばさみ
- グローブ
- 五徳(ごとく)
次に『ネイチャーストーブ』を使用する際に揃えておきたいものがいくつかありますので紹介したいと思います。
ファイヤースターターや着火剤
まずは、火を起こす際に必要になる、火おこし道具です。
初心者の方であれば、着火剤には下記の『文化たきつけ』がおすすめですよ。固形だと使いたい分量を調整しやすく安全なので便利です。
近くのホームセンターで同じような焚き付けを購入してみてください。1セット100円くらいで売っているところもあると思います。
トーチ
ファイヤースターター使用の場合は必要ありませんが、火をつけるなら『ソト(SOTO)のスライドガストーチ』がおすすめです。初心者からベテランまで使用している人が多い、使い勝手の良いキャンプ道具です。
【ソト(soto)】 スライドガストーチを詳しく語る
5年ほど愛用しているソト(SOTO)のスライドガストーチのレビューを書きました。
ファイヤーブラスター
これがあるとピンポイントで送風できるので、うちわなどを使用するよりは、断然おすすめ。
強く吹くのではなくて、優しく吹くのがコツですよ。他にも『コンパクトに折りたためるファイヤーブラスター』も販売されています。
火ばさみ
アツアツの燃えている薪を素手で掴むわけにはいきませんので、『火ばさみ』は必須道具です。枝を動かして空気量調整し、火力をコントロールすることも重要になってきます。
たくさん種類があり、値段はピンキリなのですが、100円ショップでも簡単に手に入ります。最初は安めのモノを買っておき、慣れてきたらオシャレなものを購入してみるのが良いと思います。
グローブ
火ばさみを使用しても火傷をしてしまう恐れがありますので、出来れば『グローブ』もあれば安全なこと間違いないです。出来るだけ自分に適した(操作しやすい)グローブを使用のがお勧めです。
五徳(ごとく)
ネイチャーストーブの上に、直接鍋など乗せることが出来るモデルもありますが、『五徳』があればスペースに余裕ができ、調理を行う際も楽です。使用しない場合はテーブルとしても使えますしね。ネイチャーストーブの高さを確認してから購入してくださいね。
ネイチャーストーブを使いこなそう|まとめ
今回は『ネイチャーストーブ』について色々とお話ししてきました。この記事を見れば・・・・。
- 『ネイチャーストーブの魅力』
- 『ネイチャーストーブの難しい点』
- 『ネイチャーストーブ選び』
- 『ネイチャーストーブを使用するのに必要な道具』
以上のことが理解でき、すぐにでもネイチャーストーブを使用できる準備が整います。『扱いが難しい・・・』というニュアンスで書いてしまった感じもありますが、マナーさえ守れればネイチャーストーブの使用で『正解』なんてありません。
自分のスタイルに合わせて様々な使い方が出来るのもネイチャーストーブの良いところなのです。使ったことのない人は、次回のキャンプで是非ともネイチャーストーブを使用してみてください。絶対ハマりますよ。
今回は以上になります。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。