キャンプのバーベキューで『食中毒』【マジでヤバいです】

CAMP OUTDOOR

こんにちは、Fujiyaです。

奥さんがまさかの食中毒で入院をしてしまいました。

奥さんが感染性腸炎で入院😱
数日で退院できるとのことですが😱😱

原因は、家族で行ったキャンプで食べたお肉がだと考えています。

お肉はもちろんハードクーラーに入れて保冷もしていましたが不十分だったのだと思います。

奥さんが急遽入院をしてしまったため、家族は超バタバタ。2人の息子もママに急に会えなくなりました、新型コロナウィルスの影響で病院への面会も出来ない。僕も家事を全てやることになってしまいました。

何より大変なのは奥さんです、とても辛そうでした。

※この記事を書く上で、道具やキャンプ場の名前を書いていますが、これらに責任はなく。すべて僕が原因・責任ですのでご注意ください。

夕飯のバーベキューで、まさかの『食中毒』

キャンプで食中毒

少し前に記事にもしたのですが、家族で群馬県高崎市の榛名湖オートキャンプ場に行きました。2泊3日、梅雨らしく天気は雨で標高も1000メートル越えの場所なので、気温も低い場所です。

キャンプには自宅で使いかけの冷凍になっていたお肉を持っていきました。それを使って焼き肉のプラン。

カセットコンロを使用して、良く焼いて食べたつもりでした。

当日のクーラーボックス状況

クーラーボックスにはコールマンのスチールベルトクーラー(約50リットル)を使用しました。2泊3日のキャンプだったこともあって、割と食材は大量です。量を確保するために、保冷材は1つ、冷凍のお肉を保冷剤代わりすることにしました。

お肉は凍っているし、今日の夜に使い切ればよいだろうという判断。これが間違いだったのかもしれません。

菌は「O111」

僕は中学生の頃に1度だけお祭りの屋台のたこ焼きが原因で腹痛を起こしたことがあります。お腹も下し、猛烈な腹痛でした。その時ですら入院にはならなかったので、入院するほどの痛みに奥さんは耐えていたのでしょう

痛みが出てきたのはキャンプをしてから1週間くらい経過してからです。最初は、お腹が痛いし、下すという感じだったらしいのですが、徐々に痛みが強くなっていると言っていました。病院に受診する前の日に、かなりの痛みがある様子だったので夜中でしたが緊急で受診をすることも考えました、、、が本人が「大丈夫」というので翌日まで様子を見ました。

検査をしてみると「大腸菌O111」という菌が原因ということがわかりました。CT画像を見せてもらいましたが、3倍くらいに大腸が腫れあがっていました。ドクターの話では出血する寸前だとか。
≫参考:日本感染症学会:大腸菌O111について

治療には抗生剤を使うのかと思いましたが、栄養剤と痛み止めのみでした。5日間入院です。

実際のところ、ちゃんと原因はわからない

食中毒ということで地域の保健所にも連絡がいきます。

保健所の職員から連絡が入り、キャンプに行った週くらいから朝昼晩に何を食べたのか細かく聞かれました。正直思い出すのが大変です。

実際のところ、キャンプのお肉以外にも、スーパーで買ったお寿司屋、痛みが出る前の日には焼き肉屋にも行っていて、実際にはどれが原因なのかはっきりしないです。

そして、家族全員検査、状況によっては病院に受診をしたりしなければなりませんでした。

他の家族は?

一緒にキャンプをした僕を含めた3人の家族は、僕と5歳の息子が陽性、1歳半の息子が陰性という検査結果でした。

言われてみると僕も5歳の息子も「お腹がいたいような?」「便がユルイような?」みたいな感じでした。

僕は症状が特にないので問題ない扱いだったのですが、息子は検査結果が陰性になるまで保育園はお休みです。

ワンオペ主夫生活が苦行

世の中には家事をすべて1人でやられている人もいるとは思いますが、すごいですね。

普段奥さんに任せてしまっているところが多いので、奥さん様サマという感じです。

  • 食事
  • 洗濯
  • 保育園の送迎
  • お弁当
  • お風呂
  • 寝かしつけ

気が付くと時間が過ぎていく。いかに効率が大事なのかが身に染みてわかりました。

退院するまでのたった5日間でしたが、メチャクチャ大変でした。保育園に持っていくお弁当を作ってみたりしました、主夫レベルは少し上がったと思います。

キャンプでの食材管理を見直す

キャンプで食材管理

食中毒はキケン!という認識はあり、注意喚起などはされますが、2012年からバーベキューやキャンプとアウトドアの活動を始めてから一度もトラブルになったことはありませんでした。その油断が今回の大きな原因ですね

なんとなくちゃんとしている気になっていましたが、全然ちゃんとしてない(笑)。最悪ですね。1度トラブルになってみないとわからないものかもしれません。

保冷は当たり前、保冷のやり方

とにかく保冷、全力で保冷ですね。

クーラーボックスの保冷基本事項

  • 最初からクーラー内を冷やしておく
  • 保冷剤の量を多くする
  • 上下だけでなく隙間にも保冷剤を詰める
  • 長時間の保冷には大きいサイズの保冷剤を使う
  • たくさん保冷剤使う、隙間を作らない
  • クーラーボックスを直置きしない、涼しい場所に置く
  • 開け閉めを少なくする

クーラーボックスの使用時間はそれぞれなので、その時間にあった保冷をすることが大事ですね。今回のような2泊3日のキャンプであれば長時間保冷するための工夫が必要でした。

「氷点下タイプ」と「0度タイプ」と保冷材にも種類があります。一見、氷点下タイプの方が冷えるので選択しがちですが、溶けるのが早いために長期間の保冷であれば0度タイプが適しています。僕の場合は0度タイプでしたが、圧倒的に保冷材の数が足らなかったのだと思います。

ハードとソフトありますが、保冷力が高いのはハードクーラーです。温まるとマズイ食材はハードにいれ、飲み物など温くなっても良いものはソフトに入れるなどしたほうがよさそうです。今回僕は全部一緒に入れてました。

食中毒は油断大敵

この記事を書くにあたって、改めて保冷について勉強しましたが、なんか全然ダメでしたね・・・。ヤバいです。

人によっては2度とキャンプに行きたくない人も

僕の奥さんの様に辛い思いをしたら、普通トラウマになってしまいますよね。お肉はもちろん、キャンプ自体にも。

例えば、初めてキャンプに行く人だったら「もうキャンプなんか二度とごめんだ」ということにもなりまねません。これはキャンパーとしては残念過ぎること

僕の奥さんですが『またキャンプに行ってくれる』ということです、良かった・・・。これからは満を持して、全力で保冷をしていきたいと思います。

結論的にはとにかく保冷剤の量を多くし、とにかく冷やすことが大事ですね。僕の場合はオートキャンプなので、今後は電源ありでしっかりと保冷が出来るアイテムも検討しようかなと思いました。

今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。