【キャンプ・登山】”キャンプ”でクマに遭遇した時の対策を考える
この記事はキャンパー向けに熊対策を書いています。
本記事の内容
キャンパーなら知っておきたい熊対策
こんにちは、Fujiya(@fujiya_xyz)です。
一昔前はキャンプといえば”夏”というイメージが強かったと思いますが、最近では”秋こそ最高のキャンプシーズンだ“という風潮も感じられます。
虫が少なく、焚火がより一層楽しめ、紅葉も綺麗。確かに秋のキャンプは魅力がたくさんあります。一方で、秋は蜂や熊が活発に行動する季節です。
『もしキャンプ中に熊に遭遇してしまったら・・・』ということを考えたことがありますか?
僕の住んでいる地域は頻繁に熊が出没します・・・なので、様々な対策情報が入ってきます。
DQウォークの旅から帰ってきました🚶♂️
距離は約6キロくらいと先週末よりも歩けなかったです😣
「熊出没注意」の看板がたくさんあるので、結構命がけだったりします(笑)#DQウォーク pic.twitter.com/tazi8Lz9R2— Fujiyaφキャン詰め (@sototobira) October 6, 2019
アウトドアは安全第一で楽しく!
そこで今回は『熊対策』について、まとめてみました。山に行くキャンパーの方は、安全の為に是非チェックをお願いします!
熊のこと、どこまで知ってますか
熊は4足動物の中でも頂点に君臨し、とても危険です。
熊の生態
- 人間では戦っても勝てない
- 予想以上にスピードが速い
- ありえない急斜面でも一瞬で登れる
- 耳も鼻もいい
- 足音がほとんどしない
- 個体によって性格が違う
- 遭遇しても9割は熊側が逃げる
- 子熊は危険
- 発情期は5月~7月
- 冬眠前は危険
当たり前ですが、「人間」と「熊」が戦えば熊が勝ちます。
実際に近所で起こった話ですが、きのこ採りの最中、茂みをかき分けた先に熊がいて、爪で一瞬の間に顔面を切り裂かれてしまい、救急病院に運ばれたというケースもありました。
熊と出会ってしまったら、戦おうなんて思わない方がいいです。攻撃力は圧倒的。
また、熊との距離があったとしても時速60キロで走ることができるのですぐに距離を詰められてしまうでしょう。
人間と一緒で性格もさまざまな様です。9割の熊は人間に出会えば、向こうから逃げていくそうですが、稀に近づいてくる熊もいます。
子熊がいたら逃げる
僕の在住地域で目撃情報が多いのが”子熊“です。
僕は遭遇したことはありませんが、祖父は遭遇したことがあると言っていました。
子熊はとても可愛らしく、写真を撮りたくなってしまう程なんだとか。しかし、子熊の近くには親熊がいるのでとても危険です。
子熊を守ろうとする親熊は正気ではありません。
冬眠前の熊は食べ物を探してイライラしている
秋に出会うのは、冬眠前の熊だと思います。
この時期の熊は栄養を蓄える必要があるためにとても活発になっています。
山でエサとなる木の実が不良だと人里にも出没することがあります。
また、5月~6月の発情期はオスがメスを探してイライラしているので注意が必要です。
まずは事前情報を仕入れる
目的のキャンプ場に行く際に熊の出現の情報を収集することが重要です。キャンプ場に確認するのが一番早いかと思います。
最近出没しているのであれば、特に注意が必要でしょう。
キャンセルや別の場所に変更することも選択肢となります。
先日熊が近くに出没したとわかっていて、川に息子を連れて釣りに行きました。
ホントに出会わなくてよかった・・・。今とても反省しています 🙁
動物の痕跡をチェック
熊はブナやナラの実、キイチゴなどが大好きです。もし動物に食い荒らされていたら警戒すべきだと思います。
熊は体重も重く、踵(かかと)を地面に着けて歩く動物なので足跡が残りやすいといいます。
自分のキャンプサイトの近くに痕跡がないかチェックすることも重要です。
【重要】熊と遭遇してしまった時の5つのこと
- 出来るだけ複数人で行動
- とにかく落ち着く、冷静に
- 急な行動はしない、刺激しない
- 状況によっては荷物を投げる
- 防御の姿勢を知っておく
熊に襲われたケースのほとんどが単独行動をしている人です。
1人で行動すると襲われる率が上がってしまいますので、ソロキャンパーの方は特に注意をしてください。
熊と遭遇して”冷静でいろ”というのが無理な話かもしれませんが、大声を上げたり、刺激を与えると襲ってくることがあります。
記念撮影を撮るなんてもってのほかです。
正対したまま、ゆっくり距離を取りましょう。
向かってくるような素振りを見せても目の前で方向転換する場合もあります。
熊は鼻がとても良く、匂いには敏感なので、持っている食べ物などを投げて気をそらせる可能性があります。
できれば避けたいですが・・・、最悪攻撃されそうになった場合は、うつ伏せになり腹部と後頭部を防御します。この防御姿勢を取り、やり過ごすしかありません。
人間を食べようとしている訳ではないので、攻撃は長く続かないと言われています。
出会わないための工夫が大切
出会わないようにする為には、熊のいそうな場所を避けて遭遇の確率を減らすしかありません。
山に入った際には周囲の経過を怠らずに、細心の注意を払うことが重要となってきます。
有名な対策グッズで「鈴」がありますが、こちらの存在を熊に知らせるという効果は高いようです。しかし、いざ対峙してしまったときには効果は薄いとの話もあります。
対峙した際には「熊避けスプレー」や「ホイッスル」が有効とされています。
ホイッスルは怪我をしてしまった際、助けを呼ぶ時にも使えるので携帯しておきたいアイテムですね。
キャンパーなら知っておきたい熊対策|まとめ
今回はキャンパー向けに熊対策を書きました。
紹介内容をまとめます。
熊対策まとめ
- 熊の特性を理解
- 子熊は危険
- 冬眠前・発情期はイライラしている
- 目的地の情報収集は大事
- 1人は危険
- 出会わないための工夫が必要
多くの方が安全にキャンプ・アウトドアが出来ることを願います。
以上で終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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