【4WD】タントのスタッドレスタイヤへの交換【ジャッキアップポイント解説】

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この記事ではダイハツタントのスタッドレスタイヤ交換のレポートを書いています。

本記事の内容

自分でタントのスタッドレスタイヤを交換する【DIY】

こんにちは、Fujiyaです。

12月に入り、僕が住んでいる群馬北部もそろそろ雪が降りそうです。

「気温も低くて、寒い・・・」となると、路面凍結や雪が降る前にスタッドレスタイヤに交換しなければなりません。

自分の車のタイヤ交換をする前に、まずは奥さんの愛車であるダイハツ「タント」のタイヤ交換をします。

軽自動車はタイヤも小さく軽いので作業は簡単です。費用もかからず、自分の車の状態を見るいい機会にもなるので自分でやるのがおすすめ。

今回は、自分でタイヤ交換をする「メリット・デメリットについて」や「作業レポート」を書いています。是非最後までお読みください。

自分でタイヤ交換するメリット・デメリット

僕は毎年11月の最終週にはノーマルタイヤからスタッドレスへタイヤへの交換をしています。

タイヤ交換を自分で行う一番のメリットは、”0円(無料)”なことです。

我が家では、昔から”タイヤ交換は男の仕事”的な習慣があり、祖父の代から伝統的に行われてきました。

慣れれば短時間で出来ますし、業者に依頼すると1回に1万円弱も費用がかかるので、DIYは十分な”節約”です。

デメリットと言えば、素人が行うので”故障のリスク”があるということでしょうか。また、”安全面においてもリスクがある”のかなと思います。

ただタイヤ交換であればDIYをされている方もたくさんいますし、ある程度の知識があれば誰でも出来ることだと思います。

それに車を運転するのであれば、自分でタイヤ交換できる知識と経験も必要だと思います。

最低限用意しておいた方がいい道具

  • ジャッキ
  • レンチ
  • トルクレンチ

ジャッキは、自分の車に合ったものを選びましょう。ホームセンターで気軽に購入できます。

レンチとトルクレンチ・・、同じレンチなのに2種類いるの?って感じですが、確かにトルクレンチでもボルトを緩めることが出来ます。しかし、壊れる可能性があるので、それぞれ用意するのが無難です。

【タイヤ交換の仕方】作業レポート

軽自動車なのでタイヤ交換も楽ちんです。

作業手順一覧

  1. ジャッキポイントの確認
  2. ジャッキアップ
  3. ボルトを対角線上に締め付ける
  4. ボルトの増し締め

ジャッキポイントの確認

フロアジャッキ

まずは”ジャッキポイント”を確認します。

ジャッキポイントとは、ジャッキと車が接触するポイントの事です。

下手なところにポイントを合わせてしまうと車が故障する場合があります。エンジンを突き破ったなんて話も聞いたことありますので注意が必要です。

タントのジャッキポイントは、前後のこの2ヶ所。

フロント

フロントのジャッキポイント

フロントは”爪みたいな部分

リア

リアのジャッキポイント

リアは”デフボックス部分

※取扱説明書に載ってます。

タント取扱説明書:www.daihatsu.co.jp/service/torisetu/index.htm

ジャッキアップ

ジャッキポイントを確認したら、”車体を上げる前に”タイヤのボルトを緩めます。車体を上げてからでは、ボルトを緩めることが難しくなります(空転してしまうので)。

ボルトを緩めるのに通販で買ったレンチセットで緩めていたのですが、腕力が無いのでクロスレンチを使用した方が作業やりやすかったです

ボルト緩めたら、車体を上げていきます。

タイヤを外すのですが、外したタイヤは地面と車体の間に置くというのが安全面に配慮したセオリーです。

ボルトを対角線上に締め付ける

新しいタイヤを取り付けてボルトをガタつかない程度に締めます。

ボルトを締める順番は、基本的に対角線上に締め付けるのがセオリーです。

タイヤのボルトを締める

これを前後両方、4つのタイヤ全て行います。

ボルトの増し締め

車体を降ろし、ジャッキを外したらボルトをもう一度増し締めします。

これには”トルクレンチ”という専門の道具を使うと作業がし易いです。

タイヤのボルトの締め付け具合は、車によって数値で決まっています。トルクレンチは、任意の締め具合に調整が出来る道具。

タントは103N・mです。

僕も最近トルクレンチを手に入れました。

「トルクレンチ」もピンキリで1万円以上するものもたくさんありますが、一般家庭で作業するのであれば数千円のもので十分です(あるとすごく便利)。

トルクレンチを買うのが惜しいという方は、近くのガソリンスタンドに行って「締め付け具合を見て欲しい」と頼めば無料でやってくれると思います。

タイヤのエアーをチェック

しっかりと規定のトルクでボルトを締めることが出来たら、タイヤのエアーをチェックします。

長期間使用していなかったタイヤはエアーが抜けてしまっていることがあるので、トルクと同様に規定値までエアーを入れます。

僕は、近所のホームセンターで購入した小型のエアーコンプレッサーを使用しているのですが、とても使い勝手が悪いです・・・(笑)。

エアーコンプレッサー

最近は、通販で良さそうなのが出ているので、壊れたら買い換えようかなと思っています(もう壊れそう)。

エアーコンプレッサーも買うのが惜しいという人は、ガソリンスタンドでお願いすればエアーも入れてもらえます。

これで作業は完了です。

注意事項:タイヤ交換を行った直後は、ホイールとボルトが上手く噛み合わずに緩んでしまうことがありますので、少し走行して期間をおいた後で”再度ボルトの緩みチェック”をしてください。

タイヤの保管

外したタイヤは、数ヶ月は使用しませんので”野ざらし状態”で放置しておくわけにはいきません。

業者に預かってもらうというのが一番安心なのかもしれませんが、費用も掛かってきますので車庫・物置に余裕があれば自分の家で保管・管理するのが一番かと思います(必要な時にすぐに作業できますし)。

と言っても、僕の場合は素人レベルの管理なのであくまで参考程度にして頂ければと思います。

タイヤの洗浄・保護

まずは、タイヤの汚れを落とします。

泥・オイルなどがこびりついていますので、出来るだけ綺麗にします。

タイヤの溝の隙間にも石などが挟まっていたり、釘が刺さっていないかなどタイヤのチェックも行います。

綺麗になったら、タイヤの保護材をスプレーします。

ホームセンターで1000円もしない金額で売っていると思うので、スプレーをしておくだけでゴムの劣化を防ぐことができますし、再度タイヤを使用する時に新品並に綺麗なタイヤを履くことができます(ちなみにタイヤの保護材は、アウトドアブーツの手入れにも使えます)。

最後にタイヤカバーをかけて保管をしておきます。

僕の場合は、ビニール袋に入れて車庫内で保管してます。

ビニール袋だと見栄えがあまり良くないので、タイヤカバーの購入を考えているところです。

自分でタントのスタッドレスタイヤを交換する【DIY】|まとめ

今回はダイハツタントのタイヤ交換を紹介しました。

今まで自分でタイヤ交換をやったことが無い人向けの記事です。あくまでも素人のタイヤ交換なので参考程度にしてください。

紹介内容のまとめ(ポイント)

  • 節約になる
  • 故障のリスクはある
  • 自分でタイヤ交換できるスキルは必要
  • 準備したい道具(ジャッキ、レンチ、トルクレンチ)
  • ジャッキポイントは間違えなのないようにする
  • ボルトを緩めるにはクロスレンチを使うとやりやすい
  • ボルトを締めるのにセオリーがある
  • タントはトルク値は「103N・m」
  • 増し締め・エアーチェックはガソリンスタンドでお願いできる
  • タイヤの保管は丁寧にしたい(汚れ落とす、保護剤、カバー)

こんな感じです。

面倒な作業ではあるのですが、毎年のことなので楽しんで行うことが出来れば一番なのかなと考えてます。

なお、雪道での運転はタイヤを履き替えたからといって100%安心とは言えません。トラブルを最小限にするためには知っておくべきことがあります。雪道注意!知っておきたいポイントと運転のコツ【冬】で解説してるのでチェックしてみてください。

今回の記事は以上になります。
最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。

もっと大きな車のタイヤ交換について別の記事に書いています。下にリンクを貼っているので参考にしていただければ幸いです。

ラングラーアンリミテッドのタイヤ交換