社会問題もアウトドアで解決!?使用していない土地をキャンプ場に!!
読者のみなさん、どうも。
Fujiyaです。
僕は、最近記事で『キャンプブームで、ありがたい』なんて発言をしてたりするんですが…実は、複雑な心境なんですよね・・・。
もちろん『アウトドア業界が盛り上がってくれることはありがたい』のですが、『キャンプ場が混雑するのは嫌だなー』ということです(笑)
なんとも自分勝手な意見かもしれませんが、現にホームにしていたキャンプ場をたくさんの家族キャンパーによって追い出されつつあり、新天地を求めているところなんです。
⇒参考:新たなホームのキャンプ場を探して『川場谷野営場』
【利根郡川場村】新たなホームのキャンプ場を探して | 心形流Z
今回は、群馬県川場村にある『川場谷野営場』でキャンプをしてきました。とても自然豊かで、静かなところでした。登山する方たちにも人気の様でたくさんの方が登山に向かわれていました。キャンパーの方も数組。水道設備がないので中級者レベルの場所ではあると思いますが、参考になれば幸いです。
今回は、キャンプ場検索サイト『ExCAMP』を運営するforent株式会社さんがそんな状況を打開すべく新サービスを開始されるようですので、その新サービスについて考え・語ってみたいと思います。
お時間ありましたら最後までお付き合いください。
使用していない土地をキャンプ場に!
日本では現在、年間830万人の方がキャンプをすると言われており、その人数は年々増加しています。
それに伴って、キャンプ場では予約が取れなかったり、人が多すぎて思うようにキャンプができないなどの問題が生じています。
要は、『キャンプ場が少ない』という事なんでしょうね。
⇒参考:【統計データ】2018年の特徴は”ソロキャンパーの増加”
【統計データ】2018年の特徴は”ソロキャンパーの増加” | 心形流Z
今年も日本オートキャンプ協会が「オートキャンプ白書」を発行します。その名も『オートキャンプ白書2019 ~のんびり「ソロキャンプ」~』。
では、『どのようにキャンプ場を増やすのか?』ということを考えた時に、forent株式会社さんは『土地の所有者不明化問題』に目を付けたみたいです。
日本の国土のうち、52.7%は私有地なのですが、
その私有地の約20%に『所有者がわからない』『持ち主の居所や生死が判明しない』という土地があり、大きな社会問題になっています。
背景には、高齢社会、過疎化や土地相続の面倒な手続き、地価の下落による相続放棄、国・自治体の受け取りの拒否などがあるようです。
そんな利用していない土地をキャンプ場にしよう!というサービスが開始されます。(https://excamp.jp/host/)
大きな社会的問題を『すぐに解決!!』とまでは行かないものの、土地の友好的活用が出来るという考えは、素晴らしいと思いました。
キャンパーのニーズと、土地を有効活用して収入を得たいという人のニーズをマッチさせて、winwinの関係を築けるわけですね。
我々キャンパーの事だけでなく、社会的な問題にまで目を向けて解決の糸口を考えておられる・・・・。
実は僕、母の実家に使用していない荒れた土地があるので、整地をしてプライベートキャンプ場を作ろうかなと思っていたんですよ(笑)
『個人』と『企業』を比べること自体がおかしいかもしれませんが、なんて僕はちっぽけな人間なんだろうと思いました・・・(笑)
ホスト側、個人レベルでの土地活用
基本的にどのような土地でも登録はできるようです。
土地なんて、そんなにホイホイ持ってる人がいるわけではないと思うので、中心は観光施設(温泉旅館など)を経営している企業や法人なのかもしれませんね。
個人レベルだと、大地主さんとか大規模農家の方とかになってくるのかな?
どのような土地でもOK!といっても元々使用してない土地なので、ある程度は整備が必要だと思いますし、トイレや水道の問題もあります。
実際、利用料を取るわけですからね。
キャンパーに、『ここでキャンプしたい!』と思ってもらえるようなキャンプ場にするのだとしたら、ハードルが結構高いような気がします。
もちろん『激安料金』とか何かしらの売りがあれば別なのでしょうが。
以前の記事で、『夏のアウトドアの動向』に関して書かせて頂きましたが、キャンプ道具を購入する基準で、1位が『機能性』、2位が『価格の安さ』でした。
あくまで個人的な見解ですがキャンプ場選びの基準も『キャンプ場の景色』とかよりは、まず『施設の機能』(トイレとか)と『利用料金の安さ』って感じになるんじゃないんでしょうか?
やっぱり個人レベルだとなかなか大変そう・・・。
実際に、僕の母の実家の土地で考えてみると。
元々その土地は、昔、蚕を飼っていた農家だったことから桑の木を育てるための土地だったのです。
なので、桑の木がたくさん生えています。現状、テントを張れるスペースはどこにもありません。
まずはそれを除去。土地を整地。
水道を通して、トイレも整備するとかってなったらどのくらいお金がかかるのでしょうか。
桑の木除去と整地は、頑張って自力で何とかするとしても、水道を通すだけで結構な費用がかかりそうです。
そう考えると、僕の母の実家の土地を活用するのは難しそうですね・・・。
自分だけが利用するのであれば水もトイレも何とかなりますから、結局プライベートキャンプ場レベルが良い感じなのかもしれません(笑)
今回はforent株式会社さんの新たなサービスについて書いてきました。
今後、このサービスが発展していくのかは分かりませんが、一人のキャンパーとしては期待したいところです。
個人的には、『人があまりいなくて』『自然が豊か』で、『安ければ』利用したいです(笑)
どうか、良いキャンプ場を増やしてください!お願いします!!
今回は以上になります。
最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。
僕は他にもキャンプの知識記事を書いているので下にリンクを貼っておきます。併せて参考にしていただけると幸いです。