初心者でもケロシンランタンは全く問題ない【灯油】

CAMP OUTDOOR

ケロシンランタンが気になる人「初心者には難しそうだな~」「キャンプ始めたばかりで扱えるんだろうか?」

今回はこんな疑問に応えたいと思います。

こんにちは、Fujiya(@fujiya_xyz)です。

僕も今年初めて「ケロシンランタン」を購入しました。今まではホワイトガソリンorガスカートリッジのランタンを使用していましたが、キャンプ頻度が多く、燃料コストが嵩張るので圧倒的に安い灯油加圧式のランタンに変更しました。

使ってみた感想は「コスト安!」「めんどくさい!」などメリット・デメリットあるのですが、“初心者だから使えない”とか”キャンプ経験があるから使える”とかではないので、結論を言うとキャンプ始めたてでも購入の候補に入れるべきだと思いました。

ただ『【コールマン】ケロシンランタン639C700を使ってみた感想・レビュー』でも書かせていただきましたが、情報を把握したうえで購入するのが1番かなと思います。「ケロシン?」という方がいましたら一度チェックしてみてください。

僕はデメリット以上の価値があると考えており、2020年は85泊以上キャンプをしましたが8割くらいケロシンランタンを使用してます。

結論:【ケロシンランタンキャンプ】経験の多少は関係ない

元々僕の燃焼式ランタンについての考えは、「ガスランタン⇒ガソリンランタン⇒ケロシンランタン」という感じで、この流れで現在に至ります。
⇒参考:キャンプ初心者必見!?ランタン選びの基本話

と言っても、どのランタンを点火させるにも決まった作業があり、これは誰でも出来ることです。僕の経験としてもケロシンランタンが一番機器の不具合が起こりやすいのですが、キャンプ経験が多いから確実に対処できるってわけでないです。結局勉強。

わからないことやトラブルが起これば、現在はネットでも十分な情報があるのでそこまで気にする必要はないかなと思っています。

まずは「ケロシンランタン」のデメリットを上げておく

・初期不良がある
・修理費が高い
・点火に時間がかかる

こんな感じです。一番気になるのが「初期不良」。

これはあってはならないことだと思うのですが、僕も被害に逢いました、、、。日本製ならありえません。

というのも、日本では灯油ランタンは製造してません。(あったら、すいません)

ペトロマックスが売られたりしてるのは見たことありますが、これもドイツの灯油ランタンメーカーです。僕が持っているコールマンのケロシンランタンもアメリカからの並行輸入品です

理由は、日本はガスとホワイトガソリンメインですから、控えめに言って「市場混乱」とPSCマークなどの「法的な手続き処理の大変さ」からなのかな?と予想されています。真実は不明。

実際、灯油ランタンでメチャクチャ使い勝手の良いアイテムが出たら、結構パワーバランスが崩れると思うんですよね。特にホワイトガソリン系を使う理由が無くなる。

こんな理由からか、実店舗などで見かけることはあまりないのですが、問題なのは『メーカーが修理対応をしてない』ということと『リペアパーツ』が手に入りづらいということです。僕も苦労しました。

実際には、ほとんどの方は問題ないですし、パーツも何とかなるので、そこまで神経質になる必要はないと思います。僕でも自分で修理できましたしね。
⇒参考:ケロシンランタンの修理をする【故障チェックリストあり】

点火についてですが、これは逆に楽しめる人もいるのではないかと思います。ケロシンは気化する温度がガソリンよりも高いので、ポンピング作業の他に「プレヒート(予熱作業)」が必要になります。燃料用のアルコールなどを使用して数分ジェネレータを加熱してから点火するんですね。楽しい儀式です。

圧倒的な燃料コスパ

何度も言っていますが、ケロシンランタンの魅力は燃料コストの良さです。

ホワイトガソリンは1000円/1ℓですが、灯油は100円以下です。この圧倒的なコスパによって、僕のガソリンランタンの使用頻度は大幅に下がっています。

また、自宅でストーブなどの灯油アイテムは使うことが多いのでわざわざ燃料を注文することも無いですし、余ることがないことも個人的には使い勝手が良いと思っています。

明るさも問題ない

明るさについてもメインランタンとして十分使えるレベルです。何も問題はありません。

ホワイトガソリンと比べても機能的にはさほど違いはないので、燃料コストを考えるともったいなくなってしまうんですよね。

愛着がハンパない

ぶっちゃけ、不具合に関しては個体差が大きいと思います。

僕の場合は初期不良があり、修理にもう1個買えるくらいの値段を投資したということもあって、愛着が半端じゃないです。

不具合だけに焦点を当てると、ガスやガソリンランタンは勝ちですが、苦労する分ランタンの構造・仕組みについて詳しくなれるという付帯効果もあります。

今後もヘヴィーに使っていくことになると思う

キャンプ経験の多少に関わらず、ケロシンランタンは十分に使えるということがわかってもらえたでしょうか?

僕は実際使ってみて、圧倒的にメリットの方が大きかったので皆さんにはそれを味わってもらえればということで、今回の記事を書きました。お金は大事です。

しかしながら、ガス・ガソリンランタンを経由したからこそ、言えることでもあるので、最初はそちらを買うのもアリかなと思います。

結局のところ、ビビッときたランタンを買うのが一番良いのかなぁという感じです。いつも同じこと言っている気がしますが、、、(笑)。

今回の記事は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。