【キャンプに向いているストーブは?】2つのアラジンストーブを比較してみる
この記事ではキャンパー向けにアラジンストーブ「センゴク」「ブルーフレーム」の比較紹介をしています。
本記事の内容
- 『ポータブルガスストーブ』と『ブルーフレームヒーター』の比較
- 【結果】キャンプに向いているのはどっち?
- アラジンストーブをキャンプで使用しても寒い?
- 持ち運びに便利なケース「ヒーターガードキャリー」
- キャンプで使いやすいアラジンストーブは?「センゴク」「ブルーフレーム」|まとめ
キャンプで使いやすいアラジンストーブは?「センゴク」「ブルーフレーム」
こんにちは、キャンプブロガーのFujiyaです。
ここ最近、寒くなったので石油ストーブを出しました。
寒いのでコロナストーブを点けます🔥
昨年に捨てられたそうだったものを僕が分解・清掃して、芯と点火ヒーターも新しいモノに交換しました。動作完璧です💡
捨てるなんてもったいない😠#コロナストーブ pic.twitter.com/M3B3qRMj1y
— Fujiya@心形流Z (@fujiya_xyz) October 18, 2019
僕が自宅で使っているのは「ザ・石油ストーブ」という感じのコロナストーブですが、最近のキャンプシーンではオシャレなストーブがたくさんあり、購入を検討されている方が多いです。
特にアラジンストーブと呼ばれるシリーズは大人気。
そこで今回は人気のアラジンストーブの2種類を比較して『どちらがキャンプで使いやすいのか?』を考察しました。参考にしていただけると幸いです。是非最後までお読みください。
『ポータブルガスストーブ』と『ブルーフレームヒーター』の比較
ここでは「センゴク」と「ブルーフレーム」それぞれを比較してみます。
【センゴク】ポータブルガスストーブ
1度見たら欲しくなる可愛いデザインで、カセットボンベなので燃料の扱いが楽ですね。重量は約6キロ。
他のガスストーブと比べるとスペック的には発熱量が高いのも魅力。サイズもブルーフレームに比べコンパクト。
安全装置も以下の4つがついています。
- 圧力感知安全装置
- 不完全燃焼防止装置
- 転倒時消化装置
- 立ち消え安全装置
安全性は高いと言えますね。
使い方次第ですが、連続燃焼時間が約1時間40分〜4時間20分となっています。キャンプで気温が低い時は当然「強」での使用となりますが、1時間半程度で交換となるとちょっと早いです。交換作業が手間、ゴミも出ます。
詳しい考察記事はコチラ
SengokuAladdin”ポータブルガスストーブ”の考察
SengokuAladdin”ポータブルガスストーブ”の魅力紹介や個人的考察です。
ブルーフレームヒーター
誰もがクラシックなデザインを印象付けられる灯油ストーブ。重量は9キロとセンゴクよりも重め。
タンク容量は約4リットルで10時間以上も継続使用できます。灯油ストーブは、点火・消化した時に特有の臭いがするものですが「ブルーフレーム」はしないです。
安全装置は「対震自動消火装置」のみなので、安全面に配慮が必要ですね。また、定期的なメンテナンスも必要です。
割とデメリットが多い気がするブルーフレームですが、メンテナンスさえしっかりと行えれば一生モノの相棒になってくれると思います。キャンプと自宅使用の兼用がおすすめ。
「ブルーフレーム」のメンテナンスは面倒なのか?
内・外炎板の定期的な手入れが必要です。
・・・と言っても、煤を拭き取るなど出来るだけ綺麗にすることを心掛けるだけ。
ただ芯のメンテナンスは結構重要ポイントで怠ると青い炎が出なくなってしまう恐れありです・・・。
【結果】キャンプに向いているのはどっち?
結論から言うと・・・「センゴク」です。
理由は扱いやすさですね。キャンプ使用を想定して作られています。
子連れのキャンパーでも4つの安全装置があれば安心ですし、ブルーフレームに比べ軽くてコンパクトなので積載も楽。
ただ「ランニングコスト面」や「継続使用時間」は、ブルーフレームが圧倒的に勝利しているのでメンテナンスも楽しめるという方や灯油の扱いが気にならない人はブルーフレームを選ぶのもアリ。
アイテムリンク
アラジンストーブをキャンプで使用しても寒い?
正直なところ状況によります。
アラジンストーブに限らず、外気温がマイナスになる環境下では石油・ガスストーブだとカバーしきれないこともあります。
ちなみに僕は薪ストーブと石油ストーブをテント内で併用することも多いです。
特にアラジンストーブは遠赤効果が無いので、遠赤効果のあるアルパカストーブ(画像左ストーブ)に比べて火力では劣ります。
最近では暖かい空気を循環させるために「ストーブファン」を使っているキャンパーも多いです、ストーブに設置すると熱で自動的にファンが回転、空気を循環させます、かなりおすすめ。
冬キャンプではストーブだけでは寒さが防げないので、他の防寒対策の知識も必須です。⇒参考:冬キャンプについてまとめた記事
持ち運びに便利なケース「ヒーターガードキャリー」
『いつでも、どこでも、アラジンを身近に』をコンセプトに作られた専用のケースです。
サイズが2種類あり、「ヒーターガードキャリー」は「ブルーフレーム」に、「ヒーターガードキャリー・ポータブル」は「ポータブルガスストーブ」にそれぞれ対応しています。
「ヒーターガードキャリー」の解説動画
表地には難燃性生地を採用していて、全面にフォームが入っているので外部からの衝撃を緩和し、キャンプに持っていくのには便利です。収納時は折り畳んで、ベルクロテープで固定できるのでコンパクトになりますね。
キャンプで使いやすいアラジンストーブは?「センゴク」「ブルーフレーム」|まとめ
今回はアラジンストーブ「センゴク」「ブルーフレーム」の比較紹介をしました。
紹介した内容をまとめます。以下。
- センゴクは安全性が高くコンパクト、燃費悪い
- ブルーフレームはメンテンナンス必要、デカい
- キャンプに向いているのは「センゴク」
- ガス・石油ストーブだけでは寒い
- 防寒対策の知識は必須
テント内の火気使用は思わぬ事故につながる可能性があるので、あくまでも自己責任でしっかりと知識を得たうえで行いましょう。「一酸化炭素チェッカー」を用意しておくと助けになりますよ。
以上で記事は終了になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。