完全初心者が谷川岳に登る【登山】
こんにちは、Fujiya(@fujiya_xyz)です。
今回の記事は以下のような内容です。
- 谷川岳って、どんな山なのか?
- 初心者中の初心者が準備したもの
- 初心者はカメラを持っていかないほうが良い
- 【谷川岳】初心者が登山してみて思ったこと
先日、人生初登山に行ってきました。場所は群馬県利根郡みなかみ町にある『谷川岳』という山です。
谷川岳は日本百名山にも認定されている山で登山家たちには有名な山です。新型コロナウィルスで外出も難しい時期ですが、地元で人が少ない平日を狙いました。
元々はもっと初心者向けの低山に行くつもりだったのですが、僕の登山アドバイザーから「なんとかなるでしょう」ということで誘われました。
結論から言うとド初心者には結構キツかったです・・・。僕が普段から運動不足ということもありますが、初めて行く山にはおススメしません。
谷川岳って、どんな山なのか?
日本百名山にも数えられている登山家には人気の山ですが、実は「遭難死者が世界一多い山」としてギネス記録に認定されてます。
理由は標高が2000メートルにも満たないということで警戒心が薄れてしまい、実際には岩場も多いため、天候によっては難易度がグッと上がってしまうことが挙げられるようです。
僕が登山した当日は『超晴れ』。気持ちが良いくらいの晴天でした。
岩場も多く、登山初体験には、かなり大変でした。岩の種類も「蛇紋岩(じゃもんがん)」というツルツルした岩で、乾いていても滑ります。濡れていたらかなり危険だと思いました。
景色は本当に最高でした
最初はロープウェイを使って登っていきます。ロープウェイから見る景色もとても綺麗でした(僕は高所恐怖症なので恐かったです)。季節ごとに素晴らしい景色が楽しめると思います。
ロープウェイで10分ほど上がっていくと「天神平」に到着します。ここから徒歩で3時間くらいかけて山頂を目指します。
普段デスクワーク中心の生活で、すっかり足の筋肉も衰えていたせいで、途中で足はカッチカチ・ピクピクで動けなくなりそうになることがありました。また、岩場を登って酸欠になってしまい、体調を崩しかけました・・・。
しかしながら、標高が上がるにつれて見える景色は本当に素晴らしいものでした。平地でキャンプばかりしていた僕ですが、次はテントを担いで登山したいと思ったくらいです。
初心者中の初心者が準備したもの
知識も経験もない僕が、谷川登山をするにあたって準備したものを紹介します。
- 登山靴
- リュック
- 水
- レインウェア
- 防水カバー
- ヘッドランプ
- 腕時計
- 救急キット
- ライター
- タオル
- トイレットペーパー
- 行動食
- ビニール袋
- カメラ
- マルチツール
- モバイルバッテリー
- アルコールストーブ
- 五徳
- クッカー
- カトラリー
- お昼ご飯
- 帽子
主にはネットで調べた情報を中心に準備しました。
一番重要な道具は『登山靴』です。僕はアドバイザーに勧められた伊勢崎市にある「石井ドリームボックス」というお店で購入しました。群馬には山は多いのに登山用品を専門に扱うお店が少ないですね。
購入したのはキャラバンという日本のメーカーの『GK85』という登山靴です。何もわからずだったので、店員さんに言われるがままの購入した感じ。
ぶっちゃけ、Amazonなどネット通販で購入したほうが安いのですが、足に合ったサイズを見てくれることや注意事項、お手入れ方法などをレクチャーしてくれるので、情報料として我慢します。
行動食は、ダイエット中ということもあって色々悩んだのですが「ゆで卵」と「バタピー」です。
≫参考:『牛脂』を食べて速攻で痩せるダイエットを実践【金森式】
水は、以下の計算式から2リットル持参したのですが、足りずに山小屋で1リットル購入しました。思ったよりも気温も高く、水分消費が激しかったです。ちなみに山小屋の水は500mlで400円でした。
脱水量 = 体重(kg)× 行動時間(h)× 5(ml)
初心者はカメラを持っていかないほうが良い
せっかくのなので景色を写真に撮ろうと思い、カメラも持参しました。
登山に慣れている人なら問題ないのですが、初めての登山ではカメラは持っていかないほうが良いです。スマホで我慢しましょう。理由は以下です。
・荷物になる
・岩場にぶつけそうになる。
僕が酸欠になった原因がカメラを首に掛けていたことで、ただでさえ有酸素運動に慣れていないのに気道が狭まっていたことでした。
また、疲れてくるとカメラも重くなり、結局リュックにしまうことになりました。岩場も多いので、カメラを守りながらの登山は余計に体力を使います。
良いカメラをもって登山するのは、もう少し経験を積んでからの方が良さそうです。
【谷川岳】初心者が登山してみて思ったこと
正直に言いますが、「何とかなるだろう」と登山を甘く考えていました。
無事に山頂まで行き下山も出来たので、実際に何とかはなったのですが、下手をしていたら大事になっていたかもしれません。
アドバイザーはいたほうが良いです
何かを始めるときには何でも同じだと思うのですが、すでに実践している人に色々と教えてもらうことが上達の近道です。
今回は15年くらい登山歴のあるアドバイザーと一緒に登山したので色々と助かりました。
スケジュールやペース配分などは、素人だと全くわかりません。というか、疲れすぎて考える余裕もなかったです。
体調が悪くなることもあるので、最初のうちは経験者と一緒に登山するのがベストだと感じました。
運動不足はマジでヤバいと思った
登山スキルの中には、疲れない歩き方などがあるので事前にYouTubeで勉強していきましたが、すぐに実践できるものではありませんでした。
実際には『気持ちはもっと早く登りたいのに足が動かない』です。
性別や若さなどは関係なく、おじいちゃんや女の子にも追い抜かれていき、なんとも情けない気持ちになりました。
日ごろから運動を心がけ、もっとたくさん経験を積んで、谷川くらい余裕で登山できるくらいのスキルと体力を身に着けたいですね。
今後の課題が明確になった
とにかく経験を積むことかなと思いました。今後はたくさん歩いて、登山していきたいですね。今までやってきたキャンプスキルも組み合わせてテント山行なんかもやっていきたいです。
キャンプは、基本的に道具があれば何とかなる趣味だったのですが登山は身体が資本ですね。
今回の登山はホントにキツかったのですが、山でしか見ることのできない景色や達成感、自分がアウトドアマンとしてレベルアップするためにも継続していきたいです。
登山はスポーツにも属するので、これからの自分の健康を維持するためにも良い循環を生み出してくれそうです。登山に出会えてよかった。
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。