【ネイチャークラフト】手作りで”竹マドラー”を作ってみた.

DIY

こんにちは、Fujiyaです。

祖父母の家の庭に竹林があるのですが、春に「タケノコ掘り」をするくらいで手入れもあまりせず、縦横無尽に竹が生えまくるだけ・・・・だったので、前々から何かに利用できないかなと考えていました。

最近になって”ネイチャークラフト作家:長野修平”さんの『東京発スローライフ』という本を読み、竹を使ったモノづくりに挑戦してみようと思いました。

今まで桜やスギなどの木材を使ってスフォークやスプーンなどを作ってみたことはあるのですが、竹材は初めてです。

何を作ろうか?』というところですが・・・

自宅に”マドラー”が無く、スプーン・酷いときは”指”を使っていたので、今回は竹マドラーを製作しようと思います。

今回の記事は、竹マドラー製作レポートになります。

特別な道具も必要とせず、短時間で完成させることが出来るのでDIY初心者にもおすすめです。是非、最後までお付き合いください。

竹マドラー自作レポート

作業手順

  1. 竹の切り出し
  2. 大体の長さで切断
  3. 真ん中で割る
  4. 油抜き
  5. マドラーの形に切り出す
  6. 完成

竹の切り出し

竹を切り出す

実際は、生えている竹を切って持ってきたのではなく、落ちていた竹が使えそうだったので、そのまま持ってきました。

まだ青々としてるし、全然イケそう。

大体の長さで切断

竹を切断

長い竹でもマドラーに使用するのはごく一部、大体30~40㎝くらいを切り出します。

僕は普通の木材用のノコギリを使用しました。

問題なく切断出来ましたが、節のところが結構硬かったです。

できれば下の様な竹用のノコギリを使用した方がいいのかもしれません。

真ん中で割る

竹を真ん中で割る

鉈(ナタ)か手斧など”を使って2つに割ります。

ちなみに僕は、手斧を使いました。

手を切らないように気を付けて下さい。

油抜き

竹の油抜き

油抜き”は、竹細工などを製作する職人さんなども行う工程で竹を長期間保存できるようにする作業です。

油抜きの2つの方法

  • 湯抜き
  • 火抜き

油抜きには「湯抜き(お湯を使う)」と「火抜き(火であぶる)」という2つの方法があります。今回は、バーナーで「火抜き」を行いました。

焦げないくらいに調整しながら、あぶっていきます。

竹の甘い香りが漂い、表面から油が出てきます。色も緑ではなくなり、白っぽくなっていきました。

竹の変化比較

マドラーの形に切り出す

マドラーの形に切り出し

鉛筆やマジッペンで大体の形を決めたら、大部分のカットは”ノコギリ”、細かい部分は”ナイフ”という具合に刃物を使い分けて、とにかく形にしていきます。

中々根気のいる作業でした・・・、雑に作業をしてしまうとボキッといきかねません。

削る際に出たゴミは焚火の”焚き付け”にでも使いましょう。

竹の焚き付け

完成

竹マドラーの完成

最後はナイフで細かい部分の調整紙ヤスリで全体を整えた完成!!

先端の丸胃い穴を空けようか悩んだのですが、開けないことにしました。

後々中心に穴を開けました。

初めてにしては、上手くできた・・・かな(笑)。

作業レポートは以上です。

久しぶりにDIYしてみたのですが、夢中になって作業をしました。やっぱりモノづくりは面白いですね。

竹はまだまだあるので竹のネイチャークラフトはまだまだ出来そうです。

今回は、以上になります。
最後までお付き合いありがとうございました。