夏本番!?キャンプ・アウトドアでセミのウンチクを語ろう!!
セミの季節になった
読者のみなさん、どうもFujiyaです。
2018/7月は、関東地方も梅雨明けが発表され、とても暑い日が続いていますね。
今日にニュースで昆虫の『セミ』の話題が取り上げられていました。『梅雨が終われば、セミが鳴き始める』『セミが鳴けば、梅雨が終わった合図』なんて言いますが、この暑さでセミも急ぎ足で鳴き始めているようです。
僕はキャンプを始めるようになって、セミと出会うことが多くなりました。
前回のキャンプでも、成虫になったばかりのセミが夕食中に飛んできました。セミが成虫になるところも見たことがあります。
キャンプをしている方は、僕と同じような経験をしている方が多いと思います。
割と身近に感じているセミですが、彼らについて知らないこと多くないですか?
実は、セミは幼虫期に土の中で過ごしますし、成虫になっても飼育が難しいということがあり、生態についてハッキリと解明されていないことも多いのだとか。
今回は、そんな夏の風物詩の『セミ』について色々とレポートしていきたいと思います。
この記事を見て、色々とセミのウンチクをを語れるようになりましょう(笑)
お時間ありましたら、今回も最後までお付き合いください。
セミの生態
セミの分類
『セミ』はカメムシやタガメ、アブラムシなどの仲間で、カメムシ目というグループに入ります。
日本に約30種、世界では約1600種が確認されているとのことです。
セミの『鳴き』
セミは種類によって、「ミンミン」とか「ジージー」とか色々な鳴き声を出すのは知っていますが、テキトーに鳴いているわけでは無いのです。
実は、種類によって鳴く時間帯が違います。
例えば、『クマゼミは午前中』に、『アブラゼミは午後』、『ヒグラシは夕方』という感じです。鳴く時間に違いがあるのは、気温や湿度などが関係していると言われているいます。
また、セミはオスしか鳴きません。
オスがが鳴くのは、メスを呼び寄せるためです。メスのセミには発音器がなく、鳴くことができません。オスも成虫なってすぐに鳴けるわけではなく、数日間は小さい音しか出せないです。
また、「鳴く」と言っても口から声を出しているわけではなくて、お腹の『発音膜』という鳴き声を出すための器官で音を出しています。
セミの食
セミは、木の樹液を餌にしています。
樹液を吸うために細長い口を木の隙間に差し込むのですが、その長さは1cm以上にもなるそうです。そして、木の樹液以外のものをあまり食べることはありません。これがセミの飼育が難しいと言われている原因だそうです。
樹液をエサにするって難しいですもんね。木にそのまま網をかぶせて飼育すれば何とかいけそう?(笑)。
セミの寿命
セミの寿命って、『一週間』とか『10日くらい』とか”すごく短い”というイメージがありますよね。
実際には『1ヶ月』ほど生きれるようです。しかも、幼虫の期間が3年位あってからの1ヶ月なので、むしろ昆虫の中では長生きの部類。
「なぜ短命のイメージになってしまったのか?」というと飼育が難しすぎて、すぐ死んでしまうというイメージから生まれたと言われいています。
種類によってはアメリカで17年間も幼虫で過ごすセミもいるのだとか。
セミを食べる文化
沖縄にはセミを食べる文化が定着しているらしいです。
揚げても焼いても美味しいらしく、揚げると甘エビの唐揚げのような感覚で、特にオスのセミは筋肉が発達していて、かなり美味なんだそうですよ。
幼虫はナッツのような味だと言われているみたいです(笑)。
イナゴ的な感覚なのでしょうか、僕はあまり食べたことないです。祖母は、夏になるとよく「イナゴの佃煮」を食べてますね。
記事は以上です。
今回は、昆虫の『セミ』についての記事でした。僕も今回レポートを書くにあたって、今まで知ることのなかった生態がわかりました。
改めて感じましたが、知らないことを知るっていうのは楽しいですね。これでキャンプに行ってセミのウンチクを語れます。
セミは、一生を土の中で過ごすことが多く、成虫になってもほとんどが天敵に食べられてしまうので、子孫を残せるオスも約40%と言われている過酷な生き物・・・。
なのですが、セミにとってはそれが『普通』であるので、彼らが実際に『過酷』と思っているのかどうかはわかりませんけどね。僕もセミに負けずに、一生懸命『生』を全うしたいと思います(笑)。
他にも生き物記事を書いているのでリンクを貼っておきます。読んでいていただけると嬉しいです。
カブトムシを育てた記事
【昆虫】野生のカブトムシを採集し、育てる | 心形流Z
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“ザリガニ釣り”で釣ったアメリカザリガニの飼育に挑戦です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
またお会いしましょう。