”DIY”反射式石油ストーブの芯交換・点火ヒーター修理
この記事では反射式の石油ストーブの修理レポートを書いています。
修理項目
こんにちは、Fujiya(@fujiya_xyz)です。
「お前誰だ?」って感じですが、DIYやアウトドアのブログを書いているブロガーです。
僕は”物をできるだけ長く使いたい“派の人間なので、自分で修理ができる範囲であればDIYをしています。
今回は、10年以上くらい祖父母の家で使っていて最近は物置でホコリを被っていた『石油ストーブ』を修理しました。
石油ストーブは同じ様な仕組みの物が多いので、修理される方の参考になれば嬉しいです。
コロナストーブ (RX-2914WY)の修理
本格的な寒さに備えて石油ストーブの修理・メンテナンスです。
使用しているストーブは、コロナストーブ の”RX-2914WY”という型のものです。
と言っても”芯もボロボロ”で、”点火ヒーターも使用できず”で、なんとか使えているという感じでした。
点火ヒーターの修理
今回のメンテナンスは、僕にとっても、このストーブにとっても”初”なのだと思います。
いつ購入したのかもわからないものなので・・・ちょっと不安です。
本当は、名前からしても元々”メンテナンスフリー”を売りにしているストーブなのだと思いますが、結局はメンテナンス無しではどうにもなりません。
分解していきます
まず最初にカバーを取るために、周りのネジを外していきます。
後ろに2箇所(上の写真)、両サイドにそれぞれ1箇所あります。そして、分かりづらいのが”調節つまみ”の部分(下画像)。
ちなみに調節つまみは、引っ張ると抜けます。
カバーを外します。
マジで汚い(笑)。埃とサビまみれ。
点火ヒーターが点かないワケ
とりあえず埃とサビを最低限綺麗にしました。そして、ここで”点火ヒーター”が作動しない理由が判明。
ニクロム線が、思いっきり切れています(笑)。
『そりゃ、使えないわけだよ』
一応電池からの配線も確認しましたが、どうやら電気は問題なく通っているみたい。
点火ヒーターを交換すれば問題なく使えると思います。Amazonで早速部品を注文!。
というか、近くのホームセンターなんかじゃ売ってないw
点火ヒーターの交換
点火ヒーターは、豆電球のような形になっていて、とても簡単に取り外しができます。
考えていたより全然簡単に点火ヒーターは修理完了。
問題なく点火しました!!
芯の交換
続いて”芯”の交換です。
まずプレートを外すために下の写真のネジを外します。
さらに分解をしていく
ネジを外すと簡単にプレートが外れます。
次にネジとボルトが計4カ所あるので、外していきます。
配線を止めている部分も、忘れずに配線が外れるようにして下さい。
点火ヒーター機構の部分が外せたら、いよいよ芯の部分を取り外していきます。
しかし、そのままでは調節つまみのギアと噛み合っており、引っ掛かってしまって芯が抜けません。
ギアを外すために、ストッパーを持ち上げながら調節つまみの棒を手前に引きます。
ストッパーは破損しやすいのでお気をつけて。
そうしますと、ギアが外れて芯が取れると思います。
分解完了です。
新しい芯をに交換
新しい芯との比較です。
ちなみに新しい芯も近くのホームセンターなどで手に入れることが難しかったので、Amazonで注文しました。
いよいよ新しい芯を装着するのですが、取り付け方は新しい芯の説明書に書いてあります。
古い芯を外して、新しい芯を入れ替えてツメでズレないように固定する。上下などの向きもあるので、しっかりと説明書通りに取り付けて下さい。
取り付けが完了したら、分解手順と逆の手順で組み立てていきます。
問題なく着火すれば全て完了です!!
作業レポートは以上になります。
今回はコロナストーブのメンテナンスを行ってみました。
道具のメンテナンスをしていると心が落ち着きます。ストーブの修理なんて、初めてやってみたのですが意外と簡単でした。
部品が近所で売っていないので、Amazonは神ですね(笑)、現在は通販でなんでも買えますから、本当にいい時代になったと思います。
今回の交換部品の商品リンク
今回使用した工具ですが、”プラスドライバー”と”レンチ”だけです。特別な道具も必要ないので、すぐメンテナンスが出来ちゃいますね。
芯を新しい物へと交換することで着火速度も早いですし、燃費も良くなります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
僕は他にもDIYで修理やモノづくりの記事を書いているので下にリンクを貼っておきます。機会があればまた参考にしていただけると幸いです。