【コールマン】ケロシンランタン639C700を使ってみた感想・レビュー

CAMP OUTDOOR

この記事はコールマン『ケロシンランタン639C700』の紹介をしています。

この記事の内容

ケロシンランタンとは?:燃料に灯油を使ったランタンのことです。

こんにちは、Fujiya(@fujiya_xyz)です。

今回はコールマンの『ケロシンランタン639C700』を購入して使ってみたので感想レビューを書いていきたいと思います。

購入を検討されている人』『使い方を知りたい人』向けに書いています。この記事を読めば疑問の結論は出るはず。

リアルストアでの流通は少ないのですが、ホワイトガソリンを使うランタンよりも燃料コストがはるかに安いので人気の高いランタンの1つです。

ガソリンよりも気化がしにくく、不純物も多いので扱いが難しいため『初心者向きでない』と言われていますが、ネットの記事を見ると『扱いが簡単』というレビューが多いです。

『どっちだよ、マジで矛盾している・・・・』

実際のところは使ってみないとわからないということです。この記事では『ぶっちゃけた感想』と『使用方法』『おすすめしたい人』をまとめました。

動画も載せながらも事実のみを書いているので、役立つ情報になると思います。是非最後までお読みください。

Coleman|『ケロシンランタン639C700』の解説

僕は今までガソリンランタンを使用していましたが、毎日ソロキャンプ生活をするにあたって燃料代がバカにならなくなってきました。

ケロシンランタンを使用すると燃料代が約1/10くらいになるので、今回購入を考えた感じです。

ぶっちゃけた感想

実際に使用して感じたことを書きます。以下。

良い事・悪い事感じたこと一覧

  • 説明書は英語
  • 明るさは十分
  • やはり燃料代は安い
  • プレヒートがメンドくさい
  • 灯油なので扱いに過敏にならない
  • ランタン構造の知識があった方が良い
  • 故障すると修理・パーツが高い
  • 愛着が湧く

このランタン日本では売っていないです・・・・というより、日本版になっていないと言いましょうか・・。なので、箱や説明書がすべて英語表記となっています。

ペトロマックスのHK500よりも明るさは劣ると言われますが、明るさは十分ですね。常に全開で明るくするワケでもないと思うので明るさ基準で選ぶ必要はないと思いました。

ガソリンランタンとは違い点火する前にアルコールで『プレヒート』というジェネレータを暖める作業をしますが、これが毎回面倒くさいです。

また、日常生活でも馴染みのある「灯油」を使うのでガソリン程扱いに神経質にならず、難しくないです。

日本ではあまり流通していないため、故障してしまうと交換パーツの入手も限られていて値段が高いです。修理を依頼した場合おそらく高額になると思います。

しかしながら、色々と手間がかかる分、愛着がすごく湧きますね。

ケロシンランタン639C700の使用方法

初ケロシンランタンをTwitter配信しました。以下動画。

コールマン『ガソリンランタン286A』との比較から始まります。燃料はあらかじめ入れてありますが、「マントル」「ポンピング」などは参考になると思います。

最後まで見ていただくと分かるのですが、まさかの不良品でした・・・・。

燃料の入れ方

ケロシンランタン639C700の使用方法:燃料の入れ方

どうやって燃料入れるの?』というのが僕が最初に思った疑問でした。ガソリンランタンは『ガソリンフィラー』を使用していますが、同じようには入れられません。

答えは簡単で『フューエルファネル』を使用します。

一気に入れると燃料が溢れてしまうので少しずつ入れていく感じになります。

ガソリンフィラーも同じですが、タンク内の燃料が一杯になると自動的に止まりますので便利です。

マントルの取り付け

ケロシンランタン639C700の使用方法:マントルの取り付け

マントルで発光する他のランタン同様に燃やしていきます。動画を参考にしていただくと良いと思います。

マントルは様々なサイズがありますが、適したサイズを使用しないとランタン本来の力が発揮できませんのでお気を付けを。

ポンピング

ケロシンランタン639C700の使用方法:ポンピング

これも他の加圧式ランタンと同じですね。

燃料バルブがOFFになっていることを確認したらポンピングレバーを反時計回りに回して空気を入れていきます。

僕の場合は大体40回くらいです、押し込みが固くなってきたら加圧されている合図です。ポンピングレバーを時計回りに回して閉じます。

ポンピング回数が多すぎると燃料挿入口などから灯油が漏れてくる恐れがあるので注意です。

硬くならなかったり、バルブが閉じているのに『プシュー』と音がしたりする場合には空気が漏れている可能性があります。

プレヒート

ケロシンランタン639C700の使用方法:プレヒート

灯油はガソリンよりも沸点が高く気化しにくいので、点火をする前に予熱で温めてあげます。

ジェネレータに取り付けられているプレヒートカップにアルコールを入れます。

どのくらい入れればいいの?』って話なのですが、気温にも寄りますね。僕の場合、真冬での使用で1/3程度で点火したので気温が高ければもっと少なくて済むかも。

実際には、アルコールを毎回使っているとバカにならないので”ガストーチ”で直接温めた方が効率が良いんじゃんないか?と考えています。

点火・点灯

ケロシンランタン639C700の使用方法:点火・点灯

プレヒートカップのアルコールが無くなる寸前くらいでバルブをONにしてみます。全開です。

ジェネレータが温まっていれば、炎が燃えることなくマントルが発光します。

最後にもう10回ほどポンピングして終了です。

故障したら?

ケロシンランタン639C700:故障したら?

正規品ではないのでメーカーでの修理はできません。

故障した場合の選択肢

  • ランタンの修理業者に依頼
  • 自分で直す

このどちらかとなります。

僕のオススメは『自分で直す』です。

不調原因の8割は、燃料を気化する部品”ジェネレータ”の交換“で改善すると言われてます。素人でも作業は全然可能です。公式からもメンテナンス動画が出ています。下の動画はガソリンランタンですが、構造は一緒。

ジェネレータ交換

上動画に該当しないエアー漏れについても、以下のようなメンテンナンス動画が出ています。

ポンプカップ・チェックバルブ関連

9割以上は上記のメンテナンスで改善すると思います。

ちなみにメンテナンス・修理に使用する道具ですが、レンチやドライバーなどは近くのホームセンターで手に入る物ばかりです。チェックバルブを外す際の『バルブレンチ』だけは購入することをおすすめします。US版とカナダ版がありますが、US版で問題ありません。

コールマンのバルブレンチ

パーツはAmazonなどの通販やヴィンテージランタンを扱うお店で手に入れることが出来ます。

『ケロシンランタン』は、こんな人におすすめ

  • キャンプ頻度が高い人
  • 燃料コストを抑えたい人
  • バーナーやストーブなど燃料を灯油で統一したい人
  • ランタンコレクター
  • 手間のかかる道具が好きな人
  • ランタンの勉強がしたい人
  • 通販・オークションを活用できる人
  • ランタン修理が自分でできる人

キャンプ頻度が高い人には是非オススメしたいです。コスパはメチャメチャ良い。

頻回にメンテナンスをする必要も実際にはありません。ただ故障した時に、故障個所によっては少しだけ厄介かなと思います。

僕のソロキャンプ生活のYouTube動画を観ていただいた方はわかると思うのですが、僕のケロシンランタンは不良品でした・・・。自分で故障個所を探しながら修理しましたが大変でした・・・、部品代高かった・・・。

しかしながら、ランタンについてかなり勉強になりました。分解・組み立ても恐るべきスピードで出来るようになりました。

今後どんな故障も直せる気がします(笑)。今後はもう少し複雑なランタンも購入してみたいですね。

修理にかかった費用については『勉強代』だと思っています。

実際には、初心者・玄人に関係なく扱うことが出来るランタンです。興味ある方は1度お試しあれ。

分からないことがあれば問い合わせページまたは、Twitter(@fujiya_xyz)までDMをしていただければ出来る範囲で対応します。

今回の記事は以上で終了になります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。