【必読】キャンプ道具の盗難被害には防犯対策を学ぶべき
この記事ではキャンパー向けに道具の盗難対策を書いています。
本記事の内容
⇒キャンプ道具は盗まれてどうなる?
⇒盗難が多いのはフェスキャンプ
〇キャンプの防犯対策
⇒シェルターで防犯
⇒キャンプで防犯カメラ
⇒キャンプで防犯ブザー
⇒キャンプではセンサーライトも防犯になる
⇒女性がキャンプする場合の防犯対策
⇒キャンプ場のセキュリティ
〇キャンパー向け盗難対策まとめ
こんにちは、キャンプブロガーのFujiyaです。
先日こんなツイートをしました。
久しぶりに友人に会ったのですが、キャンプ道具が盗難被害に…。😰
「ヘリノックス」と「ランタン」、「スノピのカトラリー系」、結構ゴッソリ。
水を汲みに少しサイトを離れ、戻ってきたら無かったらしいです。
僕も管理の仕方の見直しと意識高めることにします🧐— Fujiya@心形流Z (@fujiya_xyz) November 19, 2019
「マジか・・・」という感じですが事実です。
最近キャンプブームの裏でキャンプ道具を盗難されるケースが増えています。
そこで今回はキャンプの防犯についてまとめてみました。
キャンパーにとっては、結構身近な話なので、参考にしていただければと思います。是非最後までお読みください。
キャンプの防犯について考える
僕自身キャンプを200回以上はしていますが、幸いなことに今のところ盗難などの被害には遭っていません。
今回のケースの様に少しサイトを離れることなんてよくあることですが、せっかくキャンプに来ているのにずっと気を張りっぱなしというのもどうかな・・・と思いますよね。
キャンプ道具は盗まれてどうなる?
「なぜ盗むのか?」というと、やはり”お金”のためです。リサイクルショップやネットオークションで売られるようですね。
盗まれやすい道具の要素
- ブランド品の小物
- 軽量・コンパクトになる道具
- 持っている人が多い道具
- 中古で高く売れそうなもの
1~4すべてに該当している道具は、テントの中に入れて鍵をかける、車に入れるなどして、しっかりと管理をしておくことが必要です。
例えば「ヘリノックスチェア」は、耐久性もあり、コンパクトでリュックなどに入り、皆が持っているので狙われ放題という話も聞きました。
スノーピークなどのブランド品のカトラリー系アイテムも、中古ショップで高値で買い取ってもらえるので狙われるリスクが高いですね。
限定モデルは狙われにくい
犯罪の心理的に、周りから目立つものは盗まれ難いです。
限定モデルのアイテムは持っている人も少なく、周りからも目立つので窃盗犯からは敬遠されがち・・・といっても管理は必要。
盗難が多いのはフェスキャンプ
フェスキャンプが狙われる理由
- サイトを離れることが多い
- 昼間からお酒を飲んでいることが多い
- 人が多く、混在している
フェスではキャンプサイトからイベント会場まで距離があることもあり、目が届かないことが結構ありますよね。
お酒も飲んでおり、気が緩んでいることが多いので、周りに人が大勢いてもちょっと席を離れた隙に盗まれるなんてケースもあります。周りの人は窃盗犯が仲間かと思ってしまうんですね。
就寝時には特に注意が必要
時間帯的に被害に遭いやすいのが就寝時。
朝起きたら大事な道具が無い・・・ということは多いです。
道具に鈴をつけたり、紐で結んでいたりと対策を講じている人はいます。
キャンプの防犯対策
出来れば費用をかけずに防犯対策をしたいですよね。簡単にできることは実はたくさんあります。
簡単に出来る防犯対策
- ラジオや音楽をかけておく
- ランタンはずっと点灯
- テントの入り口に履物
- 道具を放置しない
- 道具にステッカーなど目印をつける
- テントに南京錠
- 道具を外から目につかないようにする
- 近くのキャンパーとコミュニケーション
- SNSの投稿は控えめに
以上は簡単にできることばかりですが、これだけでも防犯効果は高いです。
次回のキャンプから実践しましょう。
シェルターで防犯
防犯性を考えると開放感のある1枚布タープは、簡単にタープ内に侵入できるので盗難リスクが高いですね。
僕もスノピのヘキサタープを使用することが多いので警戒が必要ですが、就寝前にはシェルターの中や車の中にしまっています。
この”ひと手間”が結構重要。
キャンプで防犯カメラ
キャンプ先でも使える防犯カメラがあります。
防犯カメラは「なんか高そう・・・」というイメージありますが、最近は安価に手に入る物も多いので是非検討してみてください。
上記のカメラは防塵・防水設計で、乾電池式なので配線はありません。
人間には見えない「不可視赤外線ライト」を照射しているので真っ暗な環境でも録画でき、動体センサーもついているので動くものがあれば自動録画します。
コスパ高いのでオススメです。
キャンプで防犯ブザー
古典的ですが有効な方法です。
道具とブザーをロープで結んで置きます。就寝時にはセットしておきたいですね。
音がかなり大きいので、間違って引っ張ってしまうと迷惑です。気を付けましょう。
キャンプではセンサーライトも防犯になる
自宅で使っている人も多いと思うのですが、人が通った時に点灯するので防犯には効果的です。
窃盗犯はわざわざ警戒が強い場所には行かないので「盗難の意識が高いよ」という意思表示が大事。
女性がキャンプする場合の防犯対策
最近は女性ソロキャンパーも多いですが、せっかくのキャンプなのに防犯対策を疎かにしてしまうと、被害に遭うリスクを下げられません。
自分の身を守るためにも、上記で紹介した防犯対策に加えて、次に紹介する防犯対策も参考にしてみてください。
- 有料キャンプ場(高セキュリティ)を選ぶ
- 管理事務所が近いところ、人通りが多いところにサイト設置
- ファミリーキャンパーの近くにサイト設置
- ソロのオジサンには声をかけない
- 防犯スプレーを用意
- 男物の履物を出しておく
区画整備されていたり、管理人が常駐していたりと”しっかり”と管理されたキャンプ場で、出来れば人が多そうなところにサイトを設置できるのが安全と言えますね。初めての方はグランピングから始めるのもいいかも。
中にはスタンガンを用意しているという女子キャンパーもいますが、スタンガンは近距離戦闘用です。『催涙スプレー』の方が距離があっても使用はできますよ。
どちらにせよ、すぐに取り出して使用できる準備をしておく必要はありますね。
【こいしゆうかって誰?】女子ソロキャンプのパイオニア
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キャンプ場のセキュリティ
度々キャンプ場で事件などがあり見直されていますが、元々セキュリティはあまり高くありません。
なぜかと言うと自然の中に作られており、侵入しようと思えば誰でも簡単に入れるからです。
柵があっても出入り口や危険な箇所などのみ、夜は特にザル状態です。
キャンパーの危機意識はもちろんなのですが、キャンプ場自体もしっかりと防犯を高めて欲しいものです。
最近は精度の良い監視カメラもあるので、「スタッフの監視」と「監視カメラによる24時間の監視」があれば、キャンプ場での事件のリスクは減ると思います。不安なキャンプ場には誰でも行きたくないですからね。
キャンパー向け盗難対策まとめ
今回はキャンパー向けに盗難対策や身を守る術を書きました。
紹介した内容をまとめます。
- キャンプ道具の盗難が増えている
- 盗まれた道具は売られる
- 盗まれやすい道具を知っておく
- 限定モデルは狙われにくい
- 盗難が多いのはフェス
- 就寝時は注意
- 簡単に出来る対策でも効果あり
- キャンパーの意識とキャンプ場のセキュリティの向上が課題
実はキャンプ道具の他にも「愛車のパーツが盗まれた」という事件もあり、『キャンプ業界大丈夫か?』という感じです。
車のパーツ盗難に関しては『ナンバープレート盗難・・・ってマジか。じゃあ、どうすりゃいいの?』で紹介しているので気になる人はチェックしてみてください。
以上で記事は終了になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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