「副業じゃない!お金に働いてもらう投資生活の始め方【新NISA体験談】」

LIFE

こんにちは、Fujiyaです。

今回はお金の話題である。
お金の話となっただけで、一気に胡散臭さというか、なんだか詐欺のような感じになってしまうのはなぜだろうか?

「お金は大切な物」という認識が常識的にある一方で、「楽して稼げます!」というような詐欺まがいの広告が溢れかえっていることで、多くの人が話もロクに聞いていないのに構えてしまうような体質になっているのかもしれない。この記事は副業の誘いではないので安心してほしい。

では、何の話か?というと「投資」の話をしていきたいと思う。実は今年から「投資」を少しやってみた。

35歳としては恥ずかしい話だが、これまで私は投資や政治などの社会経済の話はほとんど興味がなかった。10年以上前に本業以外でお金を稼ぐ方法ないかと「株」や「FX」などを少し調べてみたこともあったが怖くてできなかったのを覚えている。

記事を書くといっても、ぶっちゃけ特別に勉強して知識があるわけではないし、良い投資先を紹介するわけではない。投資初心者であり、ニワカ的存在である。しかし、実際に行動してみて、私の「投資」「お金」に対する認識が良い意味で変わったことは確かで、今では『もっと早くやっておけば良かった』と考えているほどだ。

おそらく、これまでの私と同じように「投資」に対して興味がないという人はたくさんいるのではないかと思う。今回は私に起こった認識の変化を共有したいと考えている。

実は今年から「投資」というものをやってみた

今年から新NISAが開始となった。以前からNISAは存在していたが、私はこれまでNISAが何なのか?ということすら知らず、自分の世界には関係のない問題で、お金がある人がやる投資かなんかという認識であった。

では、なぜ私がそんな無縁と思っていた世界と繋がったのか?というと、たまたまYouTubeで数千円でもいいから毎月積み立てNISAはやるべきだという話を聞いたり、オーディブルで「はじめての人のための3000円投資生活」や「ジェイソン流お金の増やし方」という本を聞いたため興味が沸いたという単純な動機だ。

新NISAについて知らない人は、是非ネット検索で調べてほしい。わかりやすく解説しているサイトが山の様にあるので、参考になると思う。

お金を貯めるなら「貯金」が普通だと思っていた

昔から「無駄遣いはしてはいけない」「余ったお金はしっかりと貯金をしておきなさい」という教育を受けてきた。貯金をするのが当たり前で”良い事”というのが、日本人の常識ではないだろうか。

確かに良い事ではあるのかもしれないが、アメリカなど外国では「貯金」よりも「投資」という考え方が中心であるらしい。これについては、戦後の日本は復興するためにお金が必要で、銀行にお金を預け、社会を発展をさせていく必要があった。国の政策として、広く国民に植え付けられた意識が根強く残っているという歴史的背景がある。

確かに、投資の事を全く知らないにもかかわらず「リスクがある」「怖い」というイメージがあり、私の親も祖父母もやっていない。小さいころから投資というものに縁がなかった。とにかく、お金を貯えるのであれば、浪費を押さえ、全て貯金に回すことが正解だったのだ。しかしながら、現在の日本で銀行にお金を預けていても超低金利で全く増えない。私はそもそも銀行とはそういうものだと思っていたが、昔は増えたらしい。

私は稼いできたお金を全て妻に預けている。妻がお金を貯めているのかは知らないし、ホントかどうかは知らないが、聞いても無いという。また、将来的に私たち世代のもらえる年金は無に等しいとも言われ、老後の事を考えたら今から貯金をしていく必要があるが、毎月貯金に回すことのできるお金は少ないし、私が主導権をにぎっていないという不利な状況だ。

老後に備えて貯金をするといっても、若い頃から貯金に回せるほどの高い給料をもらって、退職金が大量にもらえる会社に勤めていないと無理だと思う。地方の田舎の会社勤めの人間にそんな高給取りは早々いないのではないだろうか。

4月から「新NISA」をやってみた。

そんな中で国が作った「新NISA」は、お金を貯金するのではなく、長期期間を前提に投資信託に投資をしてプラスの福利の力を使ってお金を増やせる制度らしい。通常の投資であれば増えたお金に対して税金がかかるが、1800万円までは掛からない。投資をする上でこれは結構すごい事らしく、様々な本に特別なこととして記述されていた。もちろん投資なのでリスクはあるが、一定基準を満たした銘柄しかないため、大損してしまうようなことは、かなり少ないとのことだ。

お金に詳しいかもわからない芸能人や胡散臭い有名人がNISAについてアンチコメントをしていることもあるが、いくつかの書籍を読んで長期投資による福利は非常に価値のあることだと思った。今まで副業をして収益を増やすということも行ってきたが、稼げたとしても長期安定して稼ぎ続けるということはできなかった。

すぐに大金を手に入れるということは出来ないが、少しずつブレずに積み上げいき、何も考えなくても福利の力でお金が増えていくというのは素晴らしいと思う。まさに「お金に働いてもらう」ということだ。

私は4月からおっかなびっくり新NISAを開始した。証券口座は複数あってどれにしようか悩んだが、Vポイントの活用やクレジットカードで積み立ても可能だというSBI証券にした。手続きは簡単で、すべてネットで完了したが、証券口座だけでなく、フレキシブルペイのカード、普通預金口座、ハイブリッド口座など色々作らなければならず、少し面倒であった。

この手の事は、同じ様なサービスがたくさんあり、結構複雑だ。私のような素人ではすべてを理解しながら活用することは難しく、よくわかっていないこともあるが、NISAやクレジット積み立ても問題なくできているので良しとしている。

お金の使い方の変化、倹約的な思考

当たり前かもしれないが、私は若い頃に比べて、無駄遣いが減った。というのも、以前に「人生をシンプルに。生きていく中では様々な整理が必要なんだと思います【価値観】」でも書いたが、ミニマリスト的な生活や思考になってから「モノ」に対する扱いや考え方が変化し、物理的な物の量は減り、無駄にお金を浪費することが無くなった。

その結果、お金は余るようになったがそこに対しての考えが足りていなかった。長期投資は「お金に働いてもらう」ということであり、自分がエネルギーを使わなくても、特別な知識が無くても増やしていける(投資する銘柄にもよるが、これは別の機会にしたい)。

余ったお金や使わないお金は、なるべく長期投資に回しておけば時間がかかっても勝手に増えていく。こんなに良い仕組みは使わない手はない。徐々に増えてくるお金や10年後、20年後の金額予想を考えてみると、思わず『ムフフ』となってしまうのだ。そのおかげでお金に対しての倹約意識がさらに高まった。

また、私は最近転職をしたが、前の職場で入っていた企業型確定拠出年金についても、倹約的な思考のおかげで「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」に変えることにした。

これも私にとってはすごい変化で、以前なら「面倒でよくわからないので何も手続きをしなかった」と思う。そして、実は今仮想通貨にも手を出している。

これについては、やりすぎだと思われる方もいるかもしれないが、『投資なんて自分の世界とは違うもの』と思っていた私がここまで変化したということを感じてほしい。

これだから人生は面白い。

今回の記事は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。